昨年12月だけで468万人・WiiやDSの好調さを受けて任天堂のウェブサイトの利用者急増中

2007年01月26日 06:30

ゲームイメージリサーチ会社の【ネットレイティングス】は1月24日、2006年12月におけるインターネット利用者動向調査結果を発表した(【発表リリース、PDF】)。それによると[任天堂(7974)]が運営している全ウェブサイトの利用者が先月比41.8%増しの468万人となり、大幅に増加していることが明らかになった。

スポンサードリンク

リリースの分析によると、2006年12月2日に発売された新世代家庭用ゲーム機「Wii」、携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」関連サイトへのアクセスが特に急増。Wii発売直後の12月は特に急増している。また、PSPやプレイステーション3などが堅調のSCEJが運営するプレイステーション関連のサイトも11月を天井にしているが、引き続き多くのユーザーの利用を受けている。

任天堂、SCEJのサイト利用者数推移(家庭から・パソコンによるアクセスのみ)。SCEJはscei.co.jpとplaystation.com両方。
任天堂、SCEJのサイト利用者数推移(家庭から・パソコンによるアクセスのみ)。SCEJはscei.co.jpとplaystation.com両方。

一方で、12月・個別ゲーム機を専門に扱うサイト別の利用状況では、一か月先に発売されたプレイステーション3をはじめとする【プレイステーションの専門サイト】が128万人、【Wiiの専門サイト】が43万人で、専門サイト利用者数ではソニーが大きくリードする形となった(ちなみに【ニンテンドーDS専門サイト】は35万人)。

また、両新世代機向けにソフトを開発販売している各ゲームメーカーの公式サイトも12月には大幅にアクセス数を伸ばしている。特に【コナミ(9766)】の伸びが著しいとのこと(12月は227万人)。

リリースによると任天堂とSCEJの「非重複」利用者合計数は536万人。ネットユーザーの12%に相当するという。それだけ多くの人がゲームにそれなり以上に興味を持ち、新しい情報を得ようとそれぞれのサイトにアクセスしているわけだ。パソコン・インターネットの普及、さらに携帯電話や各新家庭用世代ゲーム機によるインターネットへのアプローチが浸透すれば、この割合はもっと増えていくことになるのだろう。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ