年の瀬恒例!? 年間注目記事とキーワードランキング発表・トップを飾ったのは今年業界を騒がせた「アレ」と「あれ」
2006年12月30日 20:30
「年の瀬恒例」と銘打っても当サイトが年の瀬を迎えるのは今回で2回目なのだから恒例も何もあったものではないが、ともあれありがちだが欠かせない、いわば「定番」企画の一つである「今年の重大ニュース」的な企画話として、「今年もっとも読まれた記事」と「今年もっとも用いられた検索キーワード」を紹介することにしよう。
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今回集計したデータは2006年1月1日から2006年12月30日午後1時までのもの。正確には一年分きっかり、というわけではないが、多少の誤差はお見逃し下され。
さて、「今年もっとも読まれた記事」は単にアクセスデータを検証して提示すれば済むのだが、「今年もっとも用いられた検索キーワード」には少々説明を必要とする。当サイトは検索ポータルサイトではないので、ここに登場する「検索キーワード」とは、「他の検索サイトからどんなキーワードで飛んできたのか」ということを指し示すことになる。
当サイトが森羅万象すべての事柄をピックアップしているわけではなく、また該当キーワードにしても各検索サイトでどのような順位に掲載されているかは不明。よって、今回提示した結果がそのまま世の中のトレンドではないことにご注意願いたい。当サイトの傾向がある程度うかがえる、かつ「そういやこんな話がよく出てたよな」という程度に受け取ってもらえればそれが一番だろう。
●「今年もっとも読まれた記事」
今年もっとも読まれたページは、「トップページ」でした! ……というボケはさておき。アクセス数を元にトップテンを掲載すると次のようになる。具体的なページビュー数は禁則事項。
1:【「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズ最新作は「涼宮ハルヒの奔走」……?(12/8)】
2:【Wii向け発表の『ドラゴンクエストソード』は事実上の『9』か否か(5/11)】
3:【mixiを悪用した「情報ねずみ講」、進行中(8/26)】
4:【メイド喫茶のはしり!?ともいえる「アンナミラーズ」がさらに縮小、3店舗へ(7/4)】
5:【実写化してほしいアニメ・漫画のトップは「名探偵コナン」(6/12)】
6:【中古ゲームハードが今春から店舗で買えなくなる?(1/27)】
7:【本家アマゾンでアーケードゲームの筐体も販売開始(12/15)】
8:【楽天ポイント問題、各メディアでも報道始まる(1/11)】
9:【「知ってる『ネット用語』ランキング」第一位は「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! 」(9/17)】
10:【空自の次期主力戦闘機はF22? それとも……調査対象は6機種(3/20)】
トップはいまだに真相は闇の中にあるライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」の最新作が「涼宮ハルヒの奔走」に決まったという記事。確かな情報源であったアニメイトが情報そのものを引っ込めてしまったため、現在当サイトは今件について鼻で笑われてる状態なのかもしれない。やれやれだ。
話によると、来年春には詳細が明らかにされるということなので、その時に改めて報じることになるだろう。タイトルが「涼宮ハルヒの奔走」でありますように、と心の奥底から祈りながら。
第二位には『ドラクエ』シリーズに関する記事。実はこれ、発表直後に記事にした時にアクセスが集中したのではなく、その後になって12月12日に【『ドラクエ』シリーズ本編新作はDSで。タイトルは『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』】にもあるように、ニンテンドーDSへの展開が公開された時に閲覧者が急増している。慌てて「DSで出るよ」という発表記事へのリンクを追加した次第。また今件については色々と興味深いデータを取得できたので、機会があればコラム化する予定だ。
第三位にはSNSのmixiで展開している「情報ねずみ講」の話。続編で「2ティア」と呼ばれる上納金システムについても説明をした。記事にこそしていないが今でもmixiでの観察は続けている。古臭い手から新しい手法まで入り乱れて、もうたぬきときつねの化かし合い(誤変換で「バカ試合」と出たか、あながち間違ってもいない)という感じてある。
第四位はアンナミラーズが規模を縮小しつつあるという、ちょっと胸きゅんなお話。なお今件については【井村屋(2209)、外食事業立て直し・アンナミラーズの展開再開へ】にもあるように、三店舗まで規模を縮小したものの、今後は再度展開を開始するということで「めでたしめでたし」というところだろう。
トップテンに投資関連の記事が一つも入っていないのは……さて、どうしてだろうね。
●「今年もっとも用いられた検索キーワード」
アクセス解析に用いている【Access Analyzer.com】では、検索キーワードを調べる際に「単語」「検索語句」の両方でリサーチが可能。「単語」よりは「検索語句」(複数単語で検索している場合はそれらがすべて分かる)の方が、検索している人の「思い」が分かるので、「検索用語」のトップテンをリストアップしてみた。なお、「9」と「9」「IX」のように、同一と思われるものについてはまとめて集計した。検索回数はこちらも禁則事項。
1:ドラゴンクエスト9
2:キューブワールド
3:リブレ出版
4:あらた監査法人
5:ドラゴンクエストソード
6:谷みどり
7:萌バーガー 秋葉原 バーガー ショップ
8:アンナミラーズ
9:ビブロス( アニメイト)
10:上場廃止 ペイントハウス
先に「今年もっとも読まれた記事」でも上位についた、『ドラクエ9』に関する記事に、検索サイト経由で来た人が多いことがうかがえる。わざわざ当サイトに訪れてくれたことに感謝する一方、お望みの情報を提供できたかどうか不安でもある。
第七位の「萌バーガー」絡みの検索では、秋葉原にあるという伝説の「萌えバーガーショップ」とはいずこれりありや、という人が情報を求めに来たのだろう。羅列キーワードを見るに、単に「萌バーガー」というだけでなく、「確か秋葉原にあるんだよなぁ……」などの情報はあった、と考えていることが分かる。
第九位の「ビブロス(とアニメイト)」は一連のボーイズラブ小説出版のビブロスに関する情報を求めての動き。なお【同人誌生活文化総合研究所】によると、ペーパーカンパニーの存在が明らかにされたり、代表者の態度が債権者を軽視したものだったりと、いまだにカオスな状況は続いているようだ。
●「リンク元サイト(当サイト紹介サイト)」
最後に「当サイトを紹介いただいたサイト」からの来場者が多かったサイトベストテン。検索系サイト、更新通達系(DIGG系)サイトからのものは除外した。それぞれの単独ページからのアクセスの場合、URLが別々になるので集計が煩雑になるため、また、同一コンテンツを複数のURLに掲載している場合統計データが別々のものになるので、あくまでも目安ということで。
1:【楽画喜堂】
2:【ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS】
3:【evrything is gone】
4:【裏探偵ファイル】
5:【かーずSP】
6:【朝目新聞】
7:【ゴルゴ31】
8:【カトゆー家断絶】
9:【TBN】
10:【秒刊SUNDAY】
※以上、すべて敬称略
トップテンとして掲載されなかったサイトも含め、今年は大変お世話になりました。来年は今年以上に精進を重ねますので今後ともご愛顧・ご声援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます(と、ここだけ「です・ます」調)。
また、来年は今年以上に投資・経済系の記事においても注目を集め読み進められるようなものを創り上げていきたいと思う所存である。あせらず騒がずゆっくりと、自分のペースで目標目指してがんばればいいのかな、というところだろうか。
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