唐辛子(トウガラシ)と豆腐で毛がふさふさ?

2006年12月07日 09:00

時節イメージ【夕刊フジ】によると、唐辛子(トウガラシ)の辛み成分であるカプサイシンと、豆腐の成分イソフラボンを同時に摂取することで、毛髪の成長が促進されるということが、名古屋市立大・岡嶋研二教授、原田直明助手らの研究から判明した。臨床試験も行ったもので、毛乳頭細胞で作られる物質「IGF-1」が鍵だという。

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記事によると5か月の投与実験により、薄毛には84%、全頭脱毛ですら38%という高率の確率で改善が見られたという。特に有効な治療法が少ない円形脱毛症において、顕著に改善が見られたとのこと。

この育毛促進効果は、毛乳頭細胞で作られるインスリン様成長因子「IGF-1」という物質が鍵。これは髪の元になる毛母細胞の成長をうながしたり、毛髪の成長期間を伸ばす物質。この物質(に必要不可欠なCCRP……カルトニン遺伝子関連ペプチド)が正常に働くため、また活性化させるために、唐辛子のカプサイシンと豆腐のイソフラボンが役立つのだという。

単純に年齢を経るにつれて毛が抜ける通常脱毛以外の、たとえばストレスやウイルス性の脱毛症に対してですら、この「唐辛子と豆腐」パワーは効いたというのだから恐れ入る。両方とも気軽に手に入る食材だし、気配ならぬ「毛配」が気になる人は食事の面で試してみてはどうだろうか。その効果に「脱毛」ならぬ「脱帽」してしまうかもしれない。

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