津軽鉄道で冬の到来を告げる青森の名物「ストーブ列車」が運転開始
2006年12月04日 19:30
【津軽鉄道】では12月1日から、青森の名物の一つでもある「ストーブ列車」の運転を12月1日から開始した。来年の3月31日までの運転となる。
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津軽鉄道は津軽北部開発と津軽半島環状鉄道の敷設促進を目的として運営されている私営鉄道で、営業区間は津軽五所川原から津軽中里間、営業キロは20.7km。
ストーブ列車は客車の車両内に今ではなつかしいタイプとなったダルマストーブをつけて暖房とし、窓から地吹雪の景気を眺められるという、ノスタルジックなストーブ列車。冬の名物視として、また本格的な寒さの到来を象徴するイベントとして、よくニュースにも紹介される。
津軽鉄道では独自色を出すために、この「ストーブ列車」以外にも夏場には「風鈴列車」、秋には「鈴虫列車」など、さまざまなイベント列車を走らせている。ミニディーゼル機関車DD350が賢明になって客車を引っ張りつつ雪景色の中をひたすら「ストーブ列車」として走り抜け、住民の足として活躍している健気な姿を見ていると、地方ローカル線ならではの哀愁さえ感じられよう。
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