「世界名作劇場が復活したけど見られない」という人に……NHK教育で「風の少女エミリー」スタート
2006年12月25日 06:30
先に【世界名作劇場、視聴限定ながらも10年ぶりに復活】でも報じたように、世界の名作ストーリーをアニメ化した『世界名作劇場』がBSフジで10年ぶりに復活するが、(BSが見られる環境でないと視聴できないため)誰でも見れるわけではない。そこで、というわけでもないのだろうが同時期にNHK教育放送で「世界名作劇場」のような番組「NHKアニメワールド:風の少女エミリー」が2007年4月から始まることが明らかになった(【参照:うえぽんSW局】)。
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[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]によると、同作品の原作は「赤毛のアン」で名を知られているルーシー・モンゴメリー。氏の少女時代からの日記をもとに生まれた、自伝的な物語が描かれている。監督は「伝心まもって守護月天!」「セイント・ビースト~聖獣降臨編~」などの小坂春女氏、脚本・シリーズ構成は「若草物語 ナンとジョー先生」「ロミオの青い空」などの島田満氏。制作・著作はNHKと【トムス・エンタテインメント(3585)】。
NHKの「世界の名作ストーリーを題材にした」アニメというと最近では『名探偵・ポワロとマープル』が名作の誉れ高いが、その時間枠もなくなり、寂しい思いをしている人も多いだろう。今回教育テレビにスライドしたものの、再びこのような形で放送が企画されるのは非常に喜ばしいことである。また、絵柄を見る限り、復活を果たした「世界名作劇場」と比べても過度の萌えフィルターもかかっておらず、むしろこちらの方が「世界名作劇場」っぽいのは気のせい……ではないかもしれない。
(最終更新:2013/09/14)
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