『ドラクエ』シリーズ本編新作はDSで。タイトルは『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』
2006年12月12日 19:35
【スクウェア・エニックス(9684)】は12月12日、同社の人気シリーズ『ドラゴンクエスト』シリーズに関する発表会を開き、その中で『ドラゴンクエスト』シリーズ本編の最新作として『ドラゴンクエストIX 星空の守り人(ほしぞらのまもりびと)』を2007年に発売すると発表した。(【発表リリース、PDF】)。対応機種は[任天堂(7974)]の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」。価格は未定。
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今回発表された『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』は、シリーズ本編最新作としてリリースされる、本家本元のもの。これまでも『ドラゴンクエスト』シリーズの本編にあたりナンバリングタイトルは、「そのときに最も売れている、普及しているハードで」という暗黙の了解があり、これまでファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、プレイステーション、プレイステーション2と受け継がれてきた。メーカーとしては任天堂からソニー、そして今回のDSで任天堂に戻ることになる。また、携帯ゲーム機にナンバリングタイトルが新規開発されるのは今回が初めて。
開発スタッフは前作を手がけた堀井雄二氏、鳥山明氏、すぎやまこういち氏、レベルファイブがそのまま担当。さらに『IX』では「自分自身が主人公となって壮大な世界を冒険する」という『ドラクエ』シリーズに共通する特徴に加え、DSならではのワイヤレス通信機能を活かし、「ひとつの世界をひとりだけではなく、本当の”仲間”と一緒に冒険する”ネットワーク体験”の醍醐味を実現」(以上、リリースの表現のまま)したという。
また同日、アーケードゲームとして筐体カードゲーム【ドラゴンクエスト モンスターバトルロード(発表リリース、PDF)】も発表された。こちらは2007年夏稼動予定、1プレイ100円で、1プレイごとにカードが1枚入手できる。
大方の予想ではナンバリングタイトルに相当する『ドラクエIX』はプレイステーション3で開発・発売されるという話であった。またその一方で、Wii向けの『ドラゴンクエストソード』が『IX』に相当するのでは、という観測もされていた。だけに、今回の「DSで提供」という発表は十分以上のサプライズに違いない。
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