セガ、DS版『ぷよぷよ』で不具合を発表・6万本を無償交換
2006年12月21日 08:00
【セガ(6460)】は12月20日、12月14日に発売された携帯ゲーム機ニンテンドーDS用パズルゲーム『ぷよぷよ!』において、ゲームのセーブ(データ保存)の回数が255回を超えるとそれ以降のセーブができなくなる不具合が発生することを発表した(【発表リリース】)。セガではソフトを無償交換することもあわせて明らかにしている。
スポンサードリンク
『ぷよぷよ』はカラーのおまんじゅうののような「ぷよ」が二つつながりで上から落下してくるのを回転させながら積み上げ、同じ色を4つつなげて消していき、上まで積みあがらないように次々と積み上げ消しまくるというアクションパズルゲーム。消えた「ぷよ」のスペースには重力の法則に従い上の「ぷよ」が落ちる仕組みなので、落ちた「ぷよ」同士が4つつながりになってまた消えるという「連鎖消し」も可能。
この「連鎖消し」が『ぷよぷよ』の楽しさの重要なポイントになる。うまい人だと連鎖に連鎖を重ね、5連鎖10連鎖で「ぷよ」を次々に消すこともできる。対戦ゲームの場合にはこの「連鎖消し」が続けば続くほど相手に不利な条件を押し付けられるので、さまざまな駆け引きと腕の見せあいが繰り広げられることになる。DS版ではWi-Fiを活かした全国対戦モードや初代ぷよぷよからのキャラクターが登場するなど、多くのファンをひきつける内容が盛り込まれている。
DS版の不具合はユーザーからの問い合わせで判明、出荷数約12万本のうち6万本がすでに販売されているとのこと。今件につきセガ側では、修正完了確認・製造が済み次第(2007年1月中旬予定)、交換方法とあわせて改めて発表するとのこと。また、現在行われているWi-Fiランキングについては、時期をみてデータのリセットを行う。
さらに無償交換までのゲームプレイで隠し要素が見れなくなってしまうため、「すべての隠し要素を遊べる裏技」も公開された。この裏技の入力で、すべての隠し要素をすぐにプレイすることが可能となる。
今件についてはセガの【カスタマーサポート】か、12月25日から開設予定のフリーダイアルの特設窓口に問い合わせをしてほしいとのこと。何にせよ不具合で「ぷよぷよなクリスマス」に水を差されてしまったのは残念な話。年末年始は交換の正式発表を待ちつつ、公開された裏技で隠し要素をプレイし、腕を磨くことにしよう。
(最終更新:2013/09/14)
スポンサードリンク
ツイート