吉野家(9861)、駐車場付店舗でアルコール販売の取りやめ
2006年12月07日 12:30
牛丼チェーン店の【吉野家(9861)】は12月6日、店舗で販売しているアルコール類(冷酒、ビール)の販売について、駐車場付店舗での販売を中止することを発表した(【発表リリース、PDF】)。昨今の飲酒運転問題を考慮した結果とのこと。
スポンサードリンク
リリースによると現在吉野家では621店舗が駐車場付だが、これらの店舗において在庫がなくなり次第順次販売を終了するとのこと。これは吉野家の全店舗1005店のうち6割に相当する。
【ビール酒造組合】発表の複数の統計データによれば、業務用ビールの出荷量は減少傾向にある。これは飲酒運転に対する社会の目が厳しくなり、法体制でも取り締まりを強化する方向にあるのが大きな原因。運転代行サービスもあるが料金の問題や「外食一食分の食事代より高くつく場合もある」ことなどを考えると、少なくともファストフード系の店では現実的で無い。今後他の外食チェーン店も同様の措置をとる可能性も高く、この減少傾向はますます強まることだろう。
スポンサードリンク
ツイート