海賊映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作、売れた枚数は初日に500万枚
2006年12月11日 06:00
[このリンク先のページ(Cnn.co.jpなど)は掲載が終了しています]が報じたところによると、アメリカで12月5日に発売が開始された海賊映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』のDVDが、発売初日で500万枚の売上を記録したと、発売元のディズニーが発表した。2006年中に発売されたDVDの中では上位3位に入る販売量だという。
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『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』は『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の続編。このシリーズは元々ディズニーランドのアトラクションの一つである「カリブの海賊」をモチーフにしたもので、いわばディズニーにとっては「得意分野」の一つ。海賊に捕らわれた恋人を救うため、主人公が別の海賊の助けを借りて冒険の旅に出るという内容で、「冒険活劇ロマン」的な展開が視聴者の胸をときめかせる。前作『呪われた海賊たち』はアメリカだけで1600万枚も売れていたという。
なお今年のDVD売上の上位だが、3位がこの『デッドマンズ・チェスト』ということなのだが、それよりさらに何が売れているのが気になるところ。元記事によると11月7日の発売以来1300万枚売れているディズニーアニメ『カーズ』がトップ。第二位は4月4日発売の『ナルニア国物語/第一章:ライオンと魔女』で1200万枚だという。ちなみに歴代首位はあの『ファインディング・ニモ』で2700万枚とのこと。
アメリカの人口は約2億8000万人。1日だけで2%弱のアメリカ人が『デッドマンズ・チェスト』を手にしたことになる。日本ではそれほど炸裂的にヒットしたような話は聞かないのだが、やはりあのような海賊ロマン作品はアメリカ人の魂に訴えかけるものがあるのだろうか。思い返してみれば、かつてのアメリカでの名作ゲーム『パイレーツ!』(マイクロプローズ作)もアメリカ製だっただけに、何となく納得がいくものである。とはいえ、日本では海賊漫画『ワンピース』が大人気であるところを見ると、何かのヒントがありそうな気もするが……。
(最終更新:2013/09/14)
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