エスエス製薬(4537)、鼻づまりなどの風邪の症状を改善する貼り薬「エスタックかぜパップ-s」を12月18日から発売
2006年12月14日 22:10
【エスエス製薬(4537)】は12月11日、鼻づまりなどの風邪の症状を改善する貼り薬『エスタックかぜパップ-s』を12月18日からコンビニやスーパーで発売すると発表した(発表リリース)。医薬部外品。4枚入りで480円。
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『エスタックかぜパップ-s』は風邪などで調子が悪いときに、胸やのど、背中に貼ることで、鼻づまりやくしゃみなどの症状に効く効果があるという。具体的には体に貼られた「かぜハップ-s」が体温によって暖められ、ハーブの香りが鼻から体内に吸収され、効果を発揮するとのこと。大きさは従来品の半分とのことで、のどなどにも貼りやすく、子どもにも使いやすいという。一言で例えるのなら「貼り紙タイプのヴィックスヴェポラップ」というところだろう。
なお「かぜパップ」という商品名は他にもゼファーマの「カコナールかぜパップ」などでも見受けることができる。使い方や効用もほぼ同じ。医薬品業界にとって「かぜパップ」という言い回しは、「風邪薬」のような一般名詞なのだろうか。……と思って調べてみた。
「パップ」とはそもそも「はがれにくいパップ剤(パックタイプ)」=「湿布剤」「水分を多く含む厚めの素材で作られた貼り薬で、炎症部分を冷却する効果が高い。粘着力も弱いので皮ふへの刺激も少ない」貼り薬のことを指し、風邪用のパップ剤のことを総称して「かぜパップ」という言い回しで使うようになったと思われる。
薬局などで「かぜパップを下さい」と頼んでも、特定の医薬品が出てくるわけではない、ということになる。医師や薬局の専門家と相談し、自分にあったものを選ぶ必要があるだろう。
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