「横浜カレーミュージアム」来年3月末で閉館
2006年12月19日 19:30
神奈川県にあるカレーの殿堂・一大テーマパーク【横浜カレーミュージアム】は12月19日、同ミュージアムを2007年3月31日で閉館することを発表した(【発表リリース、PDF】)。事業期間満了に伴うもの。
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「横浜カレーミュージアム」(正確には「横濱カレーミュージアム」)は2001年1月26日、地元商店街の活性化などを目的に、世界唯一のカレーテーマパークとして登場。さまざまなイベントを催して目的を果たすと共にカレーの素晴らしさを世に知らしめ、フードテーマパークの成功事例として多くの類似施設からも注目されていた。オープン以来の累計来館者数は870万人(2006年11月末)に達している。
リリースによれば閉館の理由としては「知られざるカレー文化の魅力を広く一般に紹介することでビルと商店街を活性化させるという所期の事業目的を達成した」というもの。
また、閉館後は新機軸のエンターテインメント施設を検討していて、現在【ナムコ(7832)】の企画設計集団「チームナンジャ」と共に構想中だという。
当サイトでも何度か「カレーミュージアム」の企画を紹介したことからもお分かりの通り、当方(不破)も無類のカレー好き。聖地ともいえるカレーミュージアムの閉館には、自分を含めた多くのカレーファンが残念さを覚えるに違いない。今やラーメンと共に日本の国民食的地位を占めているカレーの、世界にも誇れる博物館であることに違いはないだけに、誠に惜しい話だ。インド大使館や兄弟分といえなくもない【ごはんミュージアム】などにも呼びかけるなどして、その一部でも継続営業してほしいものである。
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(最終更新:2013/08/23)
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