ドリキャス・ゲームキューブ向け『ファンタシースターオンライン』サービス3月末で終了
2006年12月10日 18:00
【セガ(6460)】は12月8日、現在パソコンや家庭用ゲーム機向けに運営しているネットワークゲーム「ファンタシースターオンライン(PSO)」について、ドリームキャスト・ゲームキューブの両機種での運用を2007年3月31日で終了することを発表した。その後はXbox版とWindows版でのみ続けられることになる。
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公式サイトトップページにその告知があるが、『PSO』は2000年12月にドリームキャスト上で運用を開始したセガのネットワークゲーム。同社の人気ロールプレイングゲーム『ファンタシースター』の世界観を引き継いだ、シンプルなネットワークゲームとして多くのファンから愛されていた。今回終了が発表されたドリームキャスト・ゲームキューブは双方とも家庭用ゲーム機では「旧世代機」に該当し本体そのものが新たに発売されることはないため、今後需要が伸びるという推測はしにくく、今回の措置もやむなしと思われる。ドリキャス版に関していえば、実に6年もの歴史に幕を閉じることになる。
とはいえ、他の新作ソフトの発売が望めない今、ゲームキューブやドリームキャストユーザーにしてみれば、それらを『PSO』専用機のように扱っている人も多くいるだろう。彼らにしてみれば(予想されていたとはいえ)辛く、悲しい通達に違いない。
なおサービス終了に伴い、ゲームキューブのオンライン版をプレイするためのチケット「ハンターズライセンス」の販売も逐次終了となる。また、3月一杯は(ドリキャス・ゲームキューブ版は)無料期間としてサーバーが解放される。
もちろんオンラインで遊べなくなっても一人で(オフラインで)のプレイは可能。ゲームキューブ版でならマルチモードでのプレイも出来る。『PSO』の命運が絶たれたわけではなく、今後とも(オフラインでなら)思う存分遊ぶことができるのでご安心あれ。
(C) SEGA / SONICTEAM
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