「怪しいと 感じたメールは 開かない」「巧妙に サイトに誘導 フィッシング」セキュリティかるた12月14日から発売
2006年12月12日 12:30
【日立システムアンドサービス】は12月11日、セキュリティを楽しみながら学ぶ提案商品として、『セキュリティかるた』を12月14日から【翔泳社(9478)】のサイト【SEshop.com】で販売すると発表した(【発表リリース】)。1800円(税込み)、初回限定版2000個はセキュリティステッカー付。
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この『セキュリティかるた』は【情報セキュリティブログ】に連載している「セキュリティかるた」を、【情報セキュリティ大学院大学】の板倉征男教授の監修のものとに本物のかるたとして商品化したもの。このブログは2005年9月1日から「楽しみながら学ぶ」をコンセプトにかるたの連載を続けている。特に「さ」「ま」の行の句ではブログ上でコンテストを実施、2000件を超える一般応募の中から選定されたものだという。
さらに『セキュリティかるた』では「読み札」「取り札」に加えて、それぞれの句に関する解説書を商品に同梱し、楽しみながら情報セキュリティに対する理解を深められるようにしているとのこと。
かるたの句は上記ブログに掲載されているが、例えばタイトルにあるのも含め、
「怪しいと 感じたメールは 開かない」
「巧妙に サイトに誘導 フィッシング」
「それ私物! 持込パソコン 要注意」
「無線LAN 暗号化設定 しっかりと」
など、身につまされるもの、「ああ、そうだ!」とはっとさせられるものなどが多い。……ドキっとした読者はいるだろうか?(笑)
かるたであるため札が45枚セットしかないのが残念だが、これが例えば「DSセキュリティかるた」などという名前でDS用ソフトとして発売されるとなれば、一つの文字に対して複数の読み札を用意し、それぞれをシャッフルする形で展開すると面白みが増すかもしれない。
ともあれ、セキュリティの基礎中の基礎をあらためて啓蒙するためにはまさに適材といえるこの『セキュリティかるた』、会社や学校のイベントで見かけるようになる……のかもしれない。
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