次期主力戦闘機の構想モデルなどが展示、技術研究本部発表会開催
2006年11月26日 08:30
【防衛庁技術研究本部】は11月9日・10日の両日、東京・新宿のグランドヒル市ヶ谷で第48回研究発表会を開催、それにあわせて試作装備品の実物や構想モデル品の展示を行った。発表だけでなく装備品の展示も行うのは今回が初めてだという(【参照:朝雲新聞社】)。
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研究発表会では「この人がテレビに出たら軍事的な事件がおきている」として知られている軍事評論家の江畑謙介氏も講演を行い、その後に計19のテーマに関する発表が行われた。
装備展示会場では、技術研究本部が研究開発中の次期固定翼哨戒機PX、次期輸送機CXの精密模型をはじめ、将来のステルス戦闘機の開発に向けて試作した「先進技術実証機・心神」の模型などが展示された。
技研の開発中の技術はテキストやイラスト化されたものがあるが、たとえ写真でも実物(模型)ともなれば説得力、インパクトが違ってくる。特に(いつになるかは分からないが)航空自衛隊の主力戦闘機が開発延長上にあるだろう「心神」には見惚れるほどの魅力がある。
今回の発表会は小規模なものだったようだが、技研の研究内容をもっとおおっぴらに(そして隠すべきところは隠した上で)喧伝して多くの人に知ってもらうためにも、もう少し大規模なものにしたり、事前の告知をしっかりすべきなのかもしれない。
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