ゲームソフトランキング更新、嵐の前の静けさの中、「ちぎっては投げ」アクションがトップに

2006年11月26日 12:30

メディアクリエイトが発表した2006年11月13日~11月19日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週のトップには戦略シミュレーションとアクションゲームを巧みに融合させた『戦国無双2 Empires』がついた。知略とアクションの腕の両方を使いこなして戦国日本を統一していくというゲームで、同社の大黒柱的ゲーム『信長の野望』にアクションゲームを加味したようなものだと思えばよいだろう。ただ、三国志時代と比べると武将の個性や台詞回しが限定的であることなど、「武将固有の立ち回りという意味では日本の戦国時代はテーマにしにくいのかな」と改めて思い知らされる。

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第二位にはこのソフトを知らないこと自体が非常識といわれるようになるまでがんばり続ける『監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS』が。人によって得意分野・不得意分野があるのは常だが、このソフトではそれがあからさまに結果となって現れるので複雑な気分になる。自分を見つめなおすよい機会かもしれない。

第三位にはちり紙交換のごとく「毎度おなじみ」となった『ポケットモンスター ダイヤモンド』が。この勢いを見るにつけ、ポケモンブームはあと何十年続くのだろうとしみじみ思うようになる。

第四位は「ダイヤモンド」と対の『ポケットモンスター パール』が。順位は前週と変わらず。それだけコンスタントに売れているということだ。

今週は(プレイステーション3発売直後とはいえ(汗))年末商戦をひかえた閑散期にあたるということもあり、ソフトも新作はあまりさえず、定番ソフトも販売本数そのものは多少数を落とした結果が出ている。来週か再来週になれば、Wiiの発売もあわせ、ソフトセールスも再び活気を取り戻すことだろう。


(最終更新:2013/08/17)

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