大証、アメリカの証券取引所と提携交渉との報
2006年11月22日 06:30
【NIKKEi NeT】は11月21日、【大阪証券取引所】が世界最大の個別オプション市場を運営する、【インターナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)】と提携交渉に入ったことを伝えた。2008年にもシステムを運営する合弁会社を設立し、ISEに上場する個別株式オプションを日本国内の投資家が売買できるようにすることも検討するという。今件について大証自身は【決定した事項はない(PDF)】と内容について明らかにしていない。
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元記事によると大証の米田道生社長がニューヨークを訪問、ISEのディビッド・クレル最高経営責任者(CEO)と会談、提携交渉を進めることで合意したという。すでに何度となく報じているように、【東京証券取引所】や【JASDAQ】が世界各国の証券取引所との間で提携話が相次いでいる。今回の大証の動きもその「世界の情勢」にそったものといえるだろう。
各国の証券やオプションを直に扱えるかどうかとなると、外為法や商法など特に法的面での問題が生じてくるだろう。が、便利であるのに違いはないのでこのような流れはぜひ加速してほしいものだ。もちろんそれに伴い、情報開示に関するルールの厳粛化や、啓蒙運動の促進なども必要になるに違いない。
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