小学校ホームページ大賞、各受賞学校決定。大賞は熊本県の中原小学校
2006年11月19日 08:00
【J-KIDS大賞(全日本小学校ホームページ大賞)】では11月18日、最終選考結果を発表し、J-KIDS大賞として【熊本県の人吉市立中原小学校】公式サイトが選ばれた(【発表リリース】)。
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現在確認できる、小学校の公式サイトは16194校分(2005年度)。J-KIDS大賞ではこのような小学校のインターネットの利用をさらに進めよう、学校の顔となるホームページの潜在的な可能性をもっと引き出してもらおうという意図の元に行われているもの。応募を前提とせず選考委員会がサイトを抽出して選考を行う形をとっている。つまり公式サイトを作り、選考委員会に確認されれば、それだけで応募したことになる。
熊本県の人吉市立中原小学校の公式サイト。手書きのアイコンがなかなかのセンス
大賞を受賞した中原小学校の受賞理由としては
まず第一に、小学校の温もりが伝わってくるホームページである。学校新聞のような、児童達の手書き文字を利用したメニューアイコンやいたる所に配置された児童達の描いたイラスト、生活の1ページを切り出したようなイベント毎に変わるトップページの写真などオリジナリティに溢れた構成が素晴らしい。それにより豊富なコンテンツを飽きることなく見る事が出来る。blogを用い児童達によって毎日更新される日記と給食情報、校長先生による週1回の「校長だより」など「今」の情報も豊富でありながら130周年を迎えた学校の、「歴史」をも豊富に掲載されており在校生だけでなく卒業生にも楽しめるホームページである。
とコメントされている。実際見てもらえばお分かりいただけるだろうが、手書きの文字を利用したメニューアイコンは「小学校らしさ」が一目で分かりつつ、かつアイコンとしての機能も十分以上に果たすだけのものになっている。トップページの写真構図はその見せ方もプロのような雰囲気すらある。また、毎日の給食の献立を紹介するページは、小学校らしさと学校の状況を端的に把握できるような雰囲気で楽しい。「給食アーカイブス」という手書きのアイコンには思わずニヤリとしてしまった。
上記リリースからは大賞以外にも数々の受賞学校サイトが紹介されている。これらの受賞サイトからは、同じように小学校や中学校など、学校機関のサイトに携わっている人や、さらには一般企業のサイト構築にも何らかのヒントを与えてくれるかもしれない。また、これを機会に自分の母校の小学校の公式サイトを探して見るのもよいだろう。
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