バンダイチャンネル、子供特化アニメ配信サイト「バンダイチャンネルキッズ」をオープン

2006年11月04日 10:30

「バンダイチャンネルキッズ」イメージアニメ動画などを配信している【バンダイナムコ(7832)】のグループ会社である【バンダイチャンネル】は11月2日、【USEN(4842)】と共同で子供向けに特化したインターネット上でのアニメ無料配信サイト【バンダイチャンネルキッズ:BANDAI CHANNEL Kids】をオープンした。完全無料配信(【発表リリース】)。

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現在第一弾配信コンテンツとして、SDタイプのガンダムが活躍する『SDガンダムフォース』と『ディノブレーカー』が放映されている。番組は毎週木曜に2話ずつ更新され、誰でも自由に無料で視聴可能。

「バンダイチャンネルキッズ」の運営にあたってはUSENの配信インフラを活用(視聴の際にはGyaoの視聴登録が必要になる)。すでに「バンダイチャンネル」で配信ノウハウと多数のコンテンツを保有する(累計有料視聴総話数約3300万話、2002年10月~2006年9月末)パンナム側とのコラボレーションによる成果ということになる。

「バンダイチャンネルキッズ」では今後さらに「ネポス・ナポス」をはじめとする、子どもを対象とした番組映像を無料配信していく。2007年初旬までに番組数を10本に増やす。さらに関連商品や商品販売サイト情報など、映像配信だけでなく番組を中心に広がるキャラクタなどの世界観の情報も提供する。

バンダイチャンネルキッズ:BANDAI CHANNEL Kids
バンダイチャンネルキッズ:BANDAI CHANNEL Kids

既存の「バンダイチャンネル」は番組の構成などをみるとどちらかというと若年層でも高校生以上をターゲットとしており、小中学生以下はターゲットからはやや外れたものとなっている。これらの「未開拓層」への展開を、コンテンツを特化して別サイト「バンダイチャンネルキッズ」で行うのは、ビジネスモデルの違い(小中学生に有料コンテンツを視聴させるのは難しい)などを考えると賢明だといえよう。

今後「バンダイチャンネルキッズ」のコンテンツ充実はもちろんだが、どのような形でビジネスモデルを形成していくのか、それとも単に将来ネットによる動画配信がさらに世間一般に普及した時のための実証実験のためのものなのかもあわせ、注目したいところだ。

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