あなたの「漫画力」はどれくらい? 「漫画検定」スタート

2006年11月04日 10:30

インターネットイメージ電子出版サイトで先に【週刊モーニングが入手困難な25作品を「ebookjapan」内特設サイトで配信開始、一部の無料立ち読みもOK】でも紹介した【ebookJapan】において、11月3日から世界初といわれる「漫画検定」がスタートした。ネットで受講できる検定試験で、漫画に関する知識を測定するための検定試験だという(【該当ページ】)。

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公式ページによると、11月3日は「漫画の日」ということで、11月3日から受講が開始される。説明によると

漫画検定は、あなたの漫画に関する知識を測定するためのWEB検定試験です。
むかし読んでいた名作漫画、いまも何気なく読んでいる連載漫画。世界に誇れる日本の漫画文化について、あなたはどれだけの知識を持っていますか?
当検定では、漫画に関する知識度合いに応じて初級・中級・上級者コースをご用意しています。
是非この漫画検定を受検して、あなたの漫画に関する知識を試してみてください。


とのこと。何度でも受験が可能とのこと。試験は制限時間は無制限。即時に正解・不正解と合格かどうかの結果が表示され、合格の場合には電子合格証明書がダウンロードできるようになる。

初級はすでに開講ずみだが、中級と上級は12月以降順次開講予定。受験資格に制限はないが、中級受講者は初級合格者のみ、上級受験者は中級合格者のみが受験対象となる。なお「漫画検定」を受験するためには登録無料の【毎日検定バンク】への会員登録が必要。

初級受験内容は

10代の方からかつて漫画に親しんだ団塊世代の方までを広く対象とし、21世紀以降の作品にも影響を与える漫画史に残る名作や、巨匠漫画家、登場キャラクターなどの基礎知識を問う。漫画読者入門コース。


合格証書イメージとのことで、正解率80%以上で合格。問題はすべて三択。比較的簡単に取れそうな雰囲気がある……が内容は年代的に幅広く結構コア。一筋縄ではいかないかも。

最近資格制度を新設してその業界を活性化させようという企画がさまざまな方面で見受けられる。その少なからずが中途半端な注力しかされず企画倒れでいつの間にかしぼんでしまい、はたから見ていると心苦しいものがある。今回行われる「漫画検定」は仮にも大手出版社が共同出資しているeBookJapan上での開催であり、尻切れトンボのようなことにはならないと思われるし、そうであってほしい。

おりしもコンテンツビジネスについては【経済産業省】をはじめ各官公庁でも「日本のセールスポイント」として今まで以上に注目をし、サポートをしようという動きが広まっている。国家資格に……というのは無理な話だが、何らかの形で官公庁から支援を受け、はくをつけるようにはならないだろうか。もしそれが実現すれば、画期的なことであり、主催者側の思惑以上の成果が得られるのだが。

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