「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」の淀川長治氏の名画解説がDVD化

2006年11月20日 06:30

日曜洋画劇場40周年記念 淀川長治の名画解説イメージ【CD Journal】が報じたところによると、名映画評論家の淀川長治氏が長年出演していた、テレビ朝日系列「日曜洋画劇場」の解説コメントが番組誕生40周年を記念してDVD化されることが明らかになった。タイトルは『日曜洋画劇場40周年記念 淀川長治の名画解説』。50本を厳選し収録される。税込みで定価2500円。

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淀川長治氏は「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」「怖いですねー、恐ろしいですねー」など、さまざまな名ゼリフを生み出した、日本が誇る映画解説者。映画を愛した淀川氏の解説は、見ているものをして心ときめかせたり臨場感を高めたり、あるいは映画を見た後の感動をより一層深めるものとして大きな評価を得ていた。淀川氏のコメントとテレビ東京の映画予告があれば、映画本編が無くとも生きていける、というくらいだ(?)。

今回発売される『日曜洋画劇場40周年記念 淀川長治の名画解説』では、解説コメントの中から厳選された50タイトル分が登場。さらに2タイトル「大いなる西部」「ラストマン・スタンディング」の解説コメントが映像特典として収録、特典として「日曜洋画劇場」で放送された作品リスト・12ページのブックレットも同梱される。

映画ファンなら欠かせないコレクターズアイテムとなるかもしれない。個人的には音声合成機能と3D映像による創生で、【亜空間通信Pod】版の淀川氏を作り出して映画解説をしてほしいかな、とも思うのだが。そのような半ば冗談はともかく、映画解説者のコメントばかりを収録したDVDなど、恐らく前代未聞の話だろう。それくらい淀川氏の存在は大きく、当方をはじめ多くの人の心に残っているのも、疑いようのない事実であるといえよう。

(最終更新:2013/09/15)

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