DSの『カブトレ』、公式サイトオープン

2006年11月21日 12:30

カブトレ!イメージ【コナミ(9766)】は11月21日までに、12月14日に【任天堂(7974)】の携帯ゲーム機ニンテンドーDS向けに発売予定の過去の株価データを用いて株式の売買体験ができるゲームソフト『株式売買トレーナー カブトレ!』の公式サイトをオープンした(【公式サイト】)。

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『株式売買トレーナー カブトレ!』は2001年1月から2005年12月までの東京証券取引所第一部、東証マザーズ銘柄の株価データや「会社四季報」(東洋経済新報社)、ドリームバイザードットコムの株式ニュースなどの実データを搭載した、株式売買シミュレーションゲーム。無作為に選ばれる日からゲームを始め、実際に起きた出来事を参考に株式の売買を行うことになる。プレイヤーは擬似売買を体験しながら、株式売買の知識やノウハウを学ぶことができる。ソフト制作では【マネックス証券(8698)】が、ニュース提供では【ドリームバイザー・ドット・コム(3772)】が協力している。

公式サイトによると『カブトレ!』では、初心者向けのモードとしてすごろく仕立てのストーリーモードが用意されている一方、ベテラン向けには自分の投資スタイルを追及できるエキスパートモードが用意されている。最大の特徴である「チャートの形を概要的にタッチペンで描くとその形と同じチャートを描いている銘柄が検索できる」という、一筆描きチャート検索についての解説もあり、それによるとDSの下部液晶パネルでチャートをタッチペンで描くようだ。

また、「マネックス証券に口座を開き、5万円以上入金をした人」などの条件があるものの、ソフトの小売価格4179円(税込み)のキャッシュバックが行われる口座開設申込書と、マネー誌ZAI作成の「ネット株初心者完全ガイドブック」が付属する記載されている。

携帯ゲーム機で気軽に株式売買の実情が体験できるというコンセプトはきわめて興味深いものであり、ビジネス系ゲームは日本では売れないというジンクスを打ち破るものとして期待したい。ただ、発売がもう一年、せめてもう半年早ければもっと話題にのれたであろうことを考えると、少々残念な気もしてならない。

ともあれ、発売の12月14日を楽しみにしよう。

(最終更新:2013/09/15)

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