リリースによると今回の延長は、若干としながらも牛肉の調達量の拡大ができたためとしている。また今回から、これまで牛丼のみだった制限時間時における販売牛メニューについて、牛丼以外の丼モノや定食も販売するとしている。これは各店の販売網とセールス状況において、ある程度時間的・マンパワー的余裕ができたためと思われる。

吉野家の牛丼、昼時限定毎日牛丼

販売価格は並盛が380円、大盛が480円。なお、特盛や牛皿の販売は引き続き行われず、一人一回4個までという制限もこれまで通り。

吉野家の牛丼ファンにとっては嬉しいニュースといえよう。

また、同社の公式サイトトップページを見るとこっそりと、かつて牛丼の代替品として提供されその愛らしさから多くの人のハートをとりこにした、豚丼の「吉ブー」のメッセージリンクが設定されている。そこに自分は旅に出るが遠くからGYUちゃん(牛丼)を応援するものの「いつかまた、きっと会えるはずだから」というコメントがあり、今後豚丼が復活するかもしれないという可能性について含みを残している。

吉ブーのこのコメントは、人によっては牛丼の販売時間延長よりも大きなサプライズとなるかもしれない。