これは同社サイト内の自社の特徴を述べるページでの言及によるもので、「具体的にはこちらとなる」。そのページの記述によると、自社の手数料体系を説明した上で、

としている。

証券口座、特にネット証券を利用する個人投資家の増加数が頭打ちの傾向を見せる中、各証券会社の顧客獲得競争は激化し、その過程で手数料を下げあう競争が起きているのは否定できない。そのような状況下において、松井証券が「品質も保証しないと駄目ですよ」と警鐘を鳴らすのは言い得て妙であるといえよう。

松井証券の「有言実行」が「有限実行」とならないよう、自らの言葉を実証するようなクオリティをキープし続け、さらに機能や使いやすさの点でも他証券会社を凌駕できるようになるか、見守りたいところだ。

■関連記事:
【松井証券(8628)、無期限信用取引の手数料無料化を3か月足らずで撤回】