最大のライバルはファービー? おしゃべりできるピカチュウ「感情認識ともだちピカチュウ」
2006年10月28日 07:30
【GAME Watch】によると【タカラトミー(7867)】では9月から、【任天堂(7974)】の人気ゲームシリーズ『ポケットモンスター』で活躍するピカチュウから生まれた、ピカチュウとコミュニケーションが図れるというニューアイテム『感情認識ともだちピカチュウ』を発売している。単なるぬいぐるみのように見えるが、感情認識装置を持ち、持ち主の言葉に対応したリアクションを返してくれるのだという。
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【公式サイトの解説ページ】では、『感情認識ともだちピカチュウ』の機能は次のように説明されている。
話しかける人の声から「たのしい」「かなしい」などの気持ちを読みとって、いっしょによろこんだりはげましてくれる、ほんものみたいなピカチュウのぬいぐるみだよ。おしゃべりするセリフはなんと150種類以上! たくさんあそんでなかよくなると、ごきげんにはなうたをうたってくれたりするよ。バトルモードにしてかけ声をかけると、ほっぺをひからせてブルブルしながら10万ボルトなどのワザの声を出してくれるよ。
上記参照記事の「プレイ」レポートによると、持ち主がたくさん話しかけて仲良くなると、ピカチュウが話す時間は長くなり、さらにご機嫌な時には5曲のレパートリーが用意されている鼻歌を歌ってくれるという。また、時計機能が内蔵されていて、ピカチュウの寝る時間と起きる時間を設定できる。それぞれの時間にピカチュウは「ピカピカー!(おやすみ)」「ピィーカ……ピカチュウ……(おはよう)」「ピカ!(おはよう!)」などと語りかけてくれるという。要はピカチュウが「おやすみ」「おはよう」タイマーになるわけだ。
任天堂のピカチュウを対象とした「しゃべる」ゲームとしては、かつてニンテンドー64用で発売されていた、音声認識システムを採用したゲーム『ピカチュウげんきでちゅう』が記憶に新しい。また、タカラトミーといえば犬や猫の感情を判断する『バウリンガル』『ミャウリンガル』などが連想される。
これらのアイテムのノウハウやアイディアをあわせ、今回の「感情認識ともだちピカチュウ」は開発されたと想定される。ピカチュウファンにとってはツボつきまくりなアイテムに違いない。感情表現をしてしゃべったりリアクションをする動物玩具といえば、ファービーが特に知られているが、この「ピカチュウ」はそれに勝るとも劣らない魅力の「ともだち」として多くの子どもの目に映ることだろう。
(最終更新:2013/09/15)
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