郵便小包でも冷凍品の取扱開始へ

2006年10月24日 06:30

[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、【日本郵政公社】では2007年10月の民営化を前に郵便事業の集客力・収益力を強化するため、これまで郵便小包では取り扱っていなかった「冷凍品」の取り扱いをはじめる方針を固めたという。10月24日に開かれる【総務省】での審議会で認可を得、11月から全国でのサービスを始める予定。

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日本郵政公社では郵便事業の中で、はがきや封書など一般文面の送信事業がパソコン・携帯電話による電子メールの普及で低迷。そのため郵便小包の「ゆうパック」の競争力のアップに向けた対策を進めている。今回の「冷凍品」サービス開始もその一環。

これまでゆうパックではゆうパック(一般小包郵便物)、ゆうパック包装用品、チルドゆうパック(保冷郵便、0度から5度)のサービスが用意されているが、これに「冷凍品」を加えることで、お歳暮やお中元での配送など幅広いサービス展開をアピールすることになる。

24日に認可・来月からスタートということはこれまでに準備を十分に整えてきたことに他ならず、当然といえば当然だが用意周到なさまがうかがえる。確かに「冷蔵品は使えて冷凍品は使えないなんて不便だな」と感じる経験もあるだけに、今回の「冷凍品もOK」という展開は、利用者にとってはありがたい話。今後民営化に向けてさらにさまざまなサービスの展開が予想される日本郵政公社。その動向に期待が持たれると共に競合他社の動きも気になるところだ。

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