米海軍の空母キティホーク、横須賀を出港

2006年10月19日 12:30

キティホークイメージ【NAVY Times】の報道によると日本の隣国での「火遊び」問題で極東情勢が緊迫化する中、新たな実験が行われるかもしれないという情勢の中、10月17日にアメリカ海軍の空母キティホーク(Kitty Hawk)が護衛艦群を伴い横浜港を出港したことが明らかになった。当局側はあくまでも「通常通りのスケジュールによる出港」と説明している。

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キティホークイメージ空母キティホークは第七艦隊に所属する巡洋艦Cowpens、駆逐艦John S. McCain、Fitzgerald、Mustinらと共に出港。先週先行して出港した駆逐艦Stethemとフリゲート艦のGaryと合流する。

キティホークは現在アメリカ海軍内では唯一「前線」に配備された空母であり、他のアメリカ軍基地内で待機している空母とは異なるスケジュールの元で運用されている。何の問題もなければ年末には日本に戻る予定。

おりしも先日アメリカのライス国務長官が来日し、極東情勢問題で細部に渡り調整のための会談(積荷調査など協力関係の確認)をしているが、その際に「アメリカは状況の悪化を望んでいるわけではない」とコメントしている。

あくまでもルーチンワーク内での行動ということだが、実際に乗り込んでいる乗員にしてみれば「気持ち」の上での姿勢の違いはあるだろう。空母を持たない日本にとっては頼りになる「子猫ちゃん」ではあるが、できれば「活躍するようなこと」にはならないよう祈りたいものだ。

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