来春の花粉は少なめ、日本気象協会発表

2006年10月17日 07:00

スギイメージ【日本気象協会】は10月16日、来年2007年春の花粉飛散量の予報を発表した(【発表ページ】)。それによると来春の花粉の量は「例年と比べて少ない」という。また、地域別では東日本や東北では今年より多く、西日本では少なくなる見込みとのこと。

スポンサードリンク

気象協会では「全国の今夏の気象条件を元に作成したもので、現在実施中の花芽観測や今後の気象条件により内容が変わることがあります」と前置きした上で、2007年のスギ・ヒノキの花粉飛散量について、全国的には例年(過去10年の平均)より少ないと予想した。これは春の花粉飛散量は前年夏の気象条件の影響を強く受けるのだが、今年の夏は7月の日射量・日照時間が少なく、その結果として2007年の花粉も少ないだろうとの予測によるものだ。

最近は春だけでなく秋にも花粉症の症状で苦しむ人が増えているが、やはり一番大きな影響を受けるのは春先の花粉。あるいは公害による大気汚染以上に苦しい花粉症、来年は多少なりともつらさは和らぎそうである。また、さらに影響が少なければ良いな、と考えている人は一時的に西日本に仮住まいをかまえるなり、海外に長期旅行をしてみるのも良いかもしれない(笑)。

ともあれ、今のうちから色々と備えておけば花粉の「飛散」で「悲惨」なことになるのだけは避けられるだろう。


■関連記事:
【日本製紙(3893)、「スギ花粉症緩和米」の試験栽培を2007年1月から開始】
【バタフライ効果的結論!? 温暖化で花粉症の増加懸念を世界保健機構が示唆】

(最終更新:2013/08/25)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ