東京に「ごはんミュージアム」開館

2006年10月02日 06:30

ごはんイメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]の報などによると日本のソウルフードとして食生活には欠かせない主食である「ごはん」を中心とした、日本の食文化の魅力を紹介する体験型の施設ごはんミュージアムが10月1日、東京にオープンした。

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「ごはんミュージアム」はお米の消費量拡大を目指してJA(全国農業協同組合中央会)が東京千代田区の東京国際フォーラムに設けたもの。施設内ではごはんの魅力を多くの人に知ってもらおうと、数多くのコーナーが用意されている。公式サイトのトップページでは

食べることは、生きること。食をめぐる環境が大きく変化しているいま、食を通じて心とカラダを健やかに豊かに育む、食育の重要性が高まっています。
わたしたち日本のごはんの原点、お米から広がる多様な文化を、五感で体感し、楽しみ、学べる食育の広場。それが「ごはんミュージアム」では。
最新技術を駆使した施設が提供するここでしか体験できない、たのしいごはん。どうぞ存分にお召し上がりください。


と食育の重要性を中心とした「ごはんミュージアム」の意義を説明している。

「ごはんミュージアム」
「ごはんミュージアム」

館内には「食育コーナー」が専門に設けられているだけではなく、「メディアボール」「イベントスペース&クッキングルーム」「プロモーションスペース」「キッズガーデン」「メニューバンク」「セルフエステ・お米ビューティー」「ごはんライブラリー」「ゴハンカフェ」「ミュージアムショップ」「ファーマーズマーケット」「アセアン農村ふれあいプラザ」など多数のコーナーが設置。またイベントも元宝塚トップスターや岡江久美子氏らによる「ごはんトークショー」、キティと一緒にお弁当を作る親子講座、吉本興業のタレントらによる「ごはん笑(ショー)」など、有料無料のイベントが多数用意されている。

試食コーナーやハイビジョンで全国の田園風景を映し出すコーナー、クイズコーナーなど、おこめをテーマにしたテーマパークの様相を呈している「ごはんミュージアム」。阿南友信館長も「施設を通して、特に子どもたちに日本の食文化の魅力を伝えていきたい」とコメントしている通り、純粋にごはんについて親しみを感じながら時を過ごせそうである。

ここで【カレーミュージアム】をはじめとした、ご飯もののテーマパークなどと姉妹都市ならぬ姉妹施設条約のようなものを結び、相互理解を深めるようなアクションを起こせば、よりいっそう「ごはん」の造詣が深まる施設となると思うのだがどうだろう。「ご飯はさまざまな料理の主役であり魅力をかきたてる立役者であり、時として脇役としても欠かせない存在になりえます」とかいう説明などがあるとそれらしいような気もする。

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