『涼宮ハルヒの憂鬱』エンディング「ハレ晴レユカイ」完全版、DVD最終巻映像特典として収録決定

2006年10月07日 12:30

ハレ晴レユカイイメージテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディングで主要キャラクタたちが曲「ハレ晴レユカイ」をバックに踊っていたダンスについて、公式サイトは10月7日までに、先に公開した絵コンテを元に制作した完全版をDVD版の最終巻にあたる第7巻の映像特典として収録予定であることを明らかにした(【発表ページページ】)。

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『涼宮ハルヒの憂鬱』のテレビ放送でエンディングシーンにて披露された「ハレ晴れユカイダンス」は、番組そのものの人気だけでなくその動きの軽快さと曲そのものとのマッチングの良さから話題となった。その踊りを真似て踊っている様子を録画した動画が次々と【Youtube】などの動画公開サイトに登録され、バリエーションに富んだ「ダンス披露会」のような様相を呈し、アニメーションそのものの人気を盛り上げるのに一躍買うことになった。

上記サイトなどで対象となる動画を検索してみると分かるのだが、国内に限らず海外でも、さまざまなシーンでオリジナルに近い(登場人物を模したコスプレをしながら)ダンスを踊るものから、さまざまな「独自解釈」を施したもの、果てはサイケデリックなものまで多種多様なものがアップロードされている。「どうしてここまで」と首をかしげるものまであったのは間違いない。また、海外からの投稿者が多いのも特徴のひとつ。

その際問題となったのは「もともとのダンスが不完全なもの」ということ。エンディングでは主要メンバーのダンス描写以外にさまざまなカットが挿入されていて、その部分は当然曲にあわせてどう踊るのかは分からない。想像に任せて踊る「実写版」の人たちも多かった。上記ページにもあるように、「エンディングのダンスを踊りたいのでぜひ全部みたい」という要望が多数京都アニメーションにも送られ、先日【京都アニメーション、TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』エンディング「ハレ晴レユカイ」のダンス振り付け絵コンテ完全版公開】にもあるようにダンス絵コンテ完全バージョンの公開となった。

絵コンテ公開後はサーバーがアクセス不可になるほどの注目を集め、その人気の高さが改めて明らかになった。それと共に「せっかく絵コンテまであるのだからアニメ化もしてほしい」「どこで放送するんだ」「PVとして曲のCDにつけるという案はどうか」「DVDの特典にするのでは?」といった話がファンを中心に持ち上がり話題となったが、「京アニならきっと何とかしてくれる」と、どこぞのバスケ漫画に出てきそうな言い回しによる意見が多数を占め、期待がかけられていた。

アマゾンのデータによると『涼宮ハルヒの憂鬱 7』の発売日は2007年の1月26日。正規スタッフによる新規動画としては恐らく最新のものとなるであろう「エンディングダンス完全版」が見られるようになるまであと三か月強ほどという計算になる。それまではキリンのように首を長くしてカレンダーをめくり、その日を待ち望もう。


(最終更新:2013/09/16)

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