少々割高でも便利、「ネットスーパーを使いたい」6割近くとの調査結果

2006年10月26日 12:30

インターネットイメージ【Japan.Internet.com】によると、ネット上でスーパーマーケットと同じように買い物が出来る「ネットスーパー」を利用した人は1割未満に過ぎないが、今後利用したいと考えている人は6割近くにのぼることが明らかになった。

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「ネットスーパー」とは言葉の通り、一般店舗のスーパーマーケットにあるように肉や野菜、魚、惣菜などの食品やトイレットペーパーや文房具などの雑貨、日用品にいたるまで取り揃え、ネット上で注文ができ、基本的に翌日には配達してくれるというサービス。【西友ネットスーパー】ではタイムサービスなどもあり、17時までに注文すると当日の22時までには配達してくれる。

西友ネットスーパー
西友ネットスーパー。生鮮食品も購入ができる。面倒くさがりや以外に、当方のように「救われた」人も少なくあるまい

リサーチの詳細は元記事を参照して欲しいが、ネットスーパーを利用したことがある人は4.80%に過ぎず、利用したことがない人は59.19%。さらに「そのようなサービスがあることを知らなかった」という人も36.01%にのぼるという結果には驚かざるを得ない。

ネットスーパーを利用したことが無い人に今後使ってみたいかどうかとたずねたところ、「利用したい」が58.97%、「したくない」が41.03%となり、2002年の調査よりも利用意向の割合が増えたという。利用したい人の多くは、運ぶのが大変な重い商品を購入してみたいとする意向があるとのこと。つまり「サザエさん」に登場する「三河屋さん」の代わりとしてネットスーパーを、ということなのだろう。

ネットスーパーは近所にスーパーが無い人はもちろんのこと、病気や怪我などで外出が難しい場合、さらにおコメや飲料水などかさばるものをまとめて購入したい場合、当日中に自宅まで届けてくれるということもあり、非常にありがたいサービスといえる。配送料もまとめて購入することで割安、あるいは無料になる場合も多い。

例に挙げた西友ネットスーパーは当方(不破)も、病気が悪化して外出もままならなくなった時、「買い物に出る体力は無いが最低でも日用品や食品を調達しないと干からびてしまう」との思いで探し、偶然見つけて利用した経験がある。品揃えこそ現実店舗と比べれば少ないが非常に親切で使いやすく、サービスも充実しており、非常に助かった印象が深い。「西友ネットスーパーに救われた」と言っても過言ではない。

今後当方の経験のような病気の人の場合、あるいはお年寄りなど買い物に難儀する人たちなどにとって、ネットスーパーはますます重要度を増してくるだろう。そしてその一方、よくよく考えてみれば、すでにネットショップとして知名度の高いアマゾンジャパンや楽天市場と各ネットスーパーとの間で、相通ずるものは少なくない。将来的には「銀行各社のATMサービス」のように横断的なサービスが展開される、などということもあるかもしれない。

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