宝くじで65億円当選した女性、両親探しのためラオスへ帰国
2006年10月26日 07:30
【LOTTERY POST】が報じたところによると、アメリカの宝くじロト6の一種【Mega Millions】でラオス出身のXia Rattanakoneさん(44)が5500万ドル(約65億円)に当選、この賞金を元に両親探しをしにラオスに帰国することが明らかになった。
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彼女は現在アメリカのシアトルに在住しているが幼いころ両親と離れ離れになり、ラオスの児童養護施設で育てられた経歴を持つ。今回の当選金の使い道については「両親を探すために使いたい」として近々ラオスに帰国するという。Xia Rattanakoneは「私は両親のことを知らない。両親を探すことが長年の望みだった」とし夢をかなえる喜びを語ったという。ちなみにワシントン州では2番目に多額の当選金額とのこと(1番目は9300万ドル)。
彼女は現在Sommay氏と結婚し、一時期任天堂で働いていたこともあった。また、22歳と14歳の息子がいる。受け取り賞金については税引き後2300万ドル(約27億円)になる一括支払いの方法を選択、月曜に受け取り賞金の第一弾として159万ドルを小切手で受領した。ちなみに彼女は当選番号について、コンピュータにランダムに選ばせたという(当選時の当選番号は37、6、18、20、28、38)。
なお賞金の使い道について、両親探しの旅行費に使う以外は、彼女が育てられた児童養護施設への寄付に使うという。また、宝くじを買うのは夫婦の「毎週の儀式」であり、これだけの大当たりを勝ち得ても、今後も買い続けるとコメントしている。
まさに「God's in His heaven, All's right with the world.(神は天にあり、世はすべてこともなし)」というところだろうか。
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