スタートレックの備品オークション、当初予想の2倍以上・710万ドルの売り上げに達する
2006年10月09日 06:30
[このリンク先のページ(Cnn.co.jpなど)は掲載が終了しています]が報じたところによると、洋画「スタートレック」で実際に使われた関連商品のオークションが先日行われ、3日間におよぶ販売の結果総売上は710万ドル(約8億2000万円)に達したことが明らかになった。これはオークションを主催したクリスティーズの予想の300万ドルを倍以上上回っている。
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今回オークションが行われたのは、「スタートレック」シリーズ放送開始から40周年を記念してのもの。シリーズで使用された衣装や小道具、モデルの宇宙船、武器などがイギリスの有名オークション、クリスティーズの競売にかけられた。
出展されたアイテムはCBSパラマウント・テレビジョンが倉庫に眠っている数々のアイテムを放出したもの。そのほとんどが実際にテレビ番組や映画で使用されたという本家の太鼓判付き。ファンにとっては生つばもののアイテムばかり。
トレッキー(スタートレックのファン)の意気込みもすさまじく、たとえば「Next Generation」で使われた宇宙船のレプリカは匿名の人によって57万6000ドル(6624万円)で売れた。当初クリスティーズではこれは2万5000ドルから3万5000ドルで売れるのではないかと予想していただけに、十倍以上の値がついたわけだ。また他にも先の記事で紹介した「ピカード艦長が座っていた背もたれ付のイス」(7000ドル~9000ドルを想定)は実に5万2000ドルで落札。宇宙船エンタープライズのレプリカは12万ドルで落札したとのこと。オークションアイテムの中では特に主要キャラクタが使用した洋服などに人気が集まったという。
今回これだけ高値がついたのは、今回が言葉どおり「空前絶後」の出品でありこれを逃すと二度と手に入らないアイテムの数々が出品されたこと、そしてそれにもまして「トレッキー」の作品にかける情熱が並々ならぬものであったことにあるのだろう。
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