吉野家の「吉ブー」サイト、10月末日でおしまい

2006年10月30日 06:30

吉ブーイメージすでに【吉ブーさよなら物語最終話公開、「吉ブーメモリアルBOOX」プレゼント企画も実施】で報じたように、アメリカ産牛肉の輸入停止に伴い牛丼に代わってピンチヒッター的立場から【吉野家(9861)】のメインメニューとして多くの人に愛されてきた「豚丼」とそのマスコットキャラクター「吉ブー」がまもなく姿を消す。これまでお別れメールの募集などが行われていたが、【豚丼公式サイト】が10月末で運営を終了することが告知された。

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「吉ブー」は2004年7月から「豚丼」のマスコットとしてウェブサイト上などに登場。宣伝用の携帯ストラップなどさまざまな関連商品も作り出された。その愛らしさから、若い女性にもウケがよく、吉野家の新たな客層の開拓にも一役買った。

「豚丼」はあくまでも牛丼が販売できない間の代替措置としてのメニューに過ぎず、アメリカ産牛肉の輸入が再開され、吉野家のメインメニュー「牛丼」が再び販売されるようになった今では「お役御免」ということになる。限られた店内スペースや業務効率を考えるに、「豚丼」と「牛丼」を合い並んで提供し続けるのは問題があるのだろう(また「牛丼の代わりに」というイメージが強い「豚丼」を販売し続けるのは、「牛丼販売再開」の印象が薄まることにもなりかねない)。

しかし「吉ブー公式サイト」で多くの人の「豚丼終了を惜しむ声」が寄せられていることからも分かるように、それなりの人気と支持を得ている豚丼を単に終了するのはもったいない気がする。一部報道では「豚丼自体は一部の店舗で今後も出す予定」という広報担当者のコメントもある。今後も豚丼がメニューとして生き残り、また「吉ブー」自身も何らかの形で吉野家のキャラクタの一員として留まることを望みたいものだ。


■関連記事:
【牛丼復活の影でひとつのさみしい動き、豚丼の「吉ブーさよなら物語」が公開中】


(最終更新:2013/08/25)

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