主要銘柄とは「インテル(Intel、17日)」「モトローラー(Motorola、17日20時)」「ヤフー(Yahoo!、17日)」。いずれもアメリカ時間で、第3四半期決算が発表される。

すでにご存知の通りアメリカのダウ・ナスダック市場は連日のように高騰を続け、ダウの10月13日終値は1万1960ドル51セントと、史上初の1万2000ドル台まであと40ポイント足らずとなった。今週発表される大手企業の決算が好調なら、この上昇感がさらに加熱し、1万2000ドルの大台突破もなされることだろう。

逆にネガティブな内容である場合、あるいはポジティブでも市場の期待に添えないような範囲のものだった場合は失望売りが発生する可能性がある。市場そのものが半ば過熱気味である以上、一度「理由がつけられた売り」が入ると集団心理から売りに売りが重なり、市場が急落する可能性もある。

いずれにせよ今週半ばは、これらの企業の決算に注目が集まる。日本市場も大きく影響を受けるのは必至で、注意深く監視しなければならないだろう。