京都アニメーション、TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』エンディング「ハレ晴レユカイ」のダンス振り付け絵コンテ完全版公開

2006年09月16日 21:30

ハレ晴レユカイイメージテレビアニメーション『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディングで主要キャラクタたちが曲「ハレ晴レユカイ」をバックに踊っていたダンスについて、アニメーションの制作会社京都アニメーションは9月16日、そのダンスの完全バージョンの絵コンテを公式サイト上に公開した(【公開ページ】)。

スポンサードリンク

『涼宮ハルヒの憂鬱』のテレビ放送でエンディングシーンにて披露された「ハレ晴れユカイダンス」は、番組そのものの人気だけでなくその動きの軽快さと曲そのものとのマッチングの良さから話題となった。その踊りを真似て踊っている様子を録画した動画が次々と【Youtube】などの動画公開サイトに登録され、バリエーションに富んだ「ダンス披露会」のような様相を呈し、アニメーションそのものの人気を盛り上げるのに一躍買ったのは間違いない。

上記サイトなどで対象となる動画を検索してみると分かるのだが、国内に限らず海外でも、さまざまなシーンでオリジナルに近い(登場人物を模したコスプレをしながら)ダンスを踊るものから、さまざまな「独自解釈」を施したもの、果てはサイケデリックなものまで多種多様なものがアップロードされている。「どうしてここまで」と首をかしげるものまであったのは間違いない。また、海外からの投稿者が多いのも特徴のひとつ。

その際問題となったのは「もともとのダンスが不完全なもの」ということ。エンディングでは主要メンバーのダンス描写以外にさまざまなカットが挿入されていて、その部分は当然曲にあわせてどう踊るのかは分からない。想像に任せて踊る「実写版」の人たちも多かった。上記ページにもあるように、「エンディングのダンスを踊りたいのでぜひ全部みたい」という要望が多数京都アニメーションにも送られたようだ。そして今回のダンス絵コンテ完全バージョンの公開となったわけである。

それこそこのコンテ(計32枚)だけで先日発売されたファンブックの主要コンテンツのひとつとして取り上げてもまったく遜色ないものだけに、無料公開する太っ腹さには感服するしか無いといえよう。公開されたのはあくまでも絵コンテであり、今後この絵コンテを元にしたダンス完全版のアニメーションが何らかの形で公開されるかは不明(魅力あるコンテンツになると思うが……)。

少なくとも今回の振り付け完全公開で、動画サイト上に有志による「完全な通しでのハレ晴レユカイダンス」が多数公開されるようになることだけは間違いあるまい。


■関連記事:
【通販サイトで流行るもの、涼宮ハルヒと鼻毛カッター】
【角川エンタテインメント(9477)のアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』DVDが驚異的な売上を記録】


(最終更新:2013/09/16)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ