ゲームソフトランキング更新、『みんなのテニス』快進撃続く
2006年09月30日 12:30
メディアクリエイトが発表した2006年9月18日~9月24日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、計測週のトップの座には先週同様『みんゴル』こと『みんなの~』シリーズ最新作、プレイステーション2用テニスゲーム『みんなのテニス』がついた。どちらかというとゲーム市場ではマイナーグループに分類されるテニスゲームも、『みんなの』シリーズという魔法をかけられるとロングヒットセラーに早変わりというところだろうか。他の定番タイトルを抑えての第一位維持は、それなりにパワーがあることを意味するところであり、今後にも大きな期待が寄せられる。
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第二位には単なるメジャータイトルから定番への位置へスライドしつつある『ファイナルファンタジーIII』が。単なる新作として買い求める人と、かつてファミコン版でプレイした古いゲームファンの両方をターゲットとした、商品展開としては非常に「うまい」やり方。両方のグループもプレイスタイルとして「何度となくプレイを重ねてさまざまなパターンを楽しむ」「キャラクタの経験値をひたすら高めてアイテムをコレクションする」、さらには「ちょっとした合間の時間つぶしにプレイする」というケータイゲームに近いものが見受けられる。
第三位には定番タイトルのひとつ、『ニュー・スーパーマリオブラザーズ』が。たとえアクションゲームがうまくなくとも新規にニンテンドーDSを購入したらまずはそろえたいタイトルのひとつ。
第四位は新作の『銀魂でぃ~えす 万事屋大騒動!』が。週間少年ジャンプで連載中の同名漫画やテレビアニメを題材にしたシミュレーションゲームで、漫画内のまったりとしたスローライフが体験できる。タッチペンを縦横無尽に操るゲームスタイルはDS版ならではのもの。
今回計測週はやや定番タイトルの勢いが強く新作が上位にあまり見られなかった。年末にかけての新世代機ラッシュに向けてソフト開発会社も現行機種での新作を出し渋る時期に来ているのかもしれない。
(最終更新:2013/08/17)
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