アンパンマンも絶賛!? 短大生考案の「カツオのお茶漬け風ラーメン」が注目を集める

2006年09月29日 07:00

「カツオのお茶漬け風ラーメン」イメージ【高知新聞】が報じたところによると、高知学園の短大生が考案し、高知市のホテル日航高知旭ロイヤルがビアガーデンで採用して人気を集めた「カツオのお茶漬け風ラーメン」がその人気を全国区規模に広げそうな勢いであるとして注目を集めている。

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この「カツオのお茶漬け風ラーメン」は【インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2006】の西日本大会において、高知学園短期大学の山根京子氏が優勝を受賞した作品。昆布とかつお節で作り玄米茶で味付けしたスープのラーメンにカツオとすまきをのせるというシンプルなものだが、カツオの風味が絶妙にラーメンの麺とマッチするらしい。

「カツオのお茶漬け風ラーメン」
「カツオのお茶漬け風ラーメン」(レシピページより)

今ラーメンはビアガーデンでも好評で、4か月間の注文件数は1万2000杯。昨年の塩ラーメンの3倍に登っている。また、「アンパンマン」などで有名な漫画家のやなせたかし氏が味見をしたところ、脳細胞を刺激する美味しさだったようで、突然「♪カツオのお茶漬け風ラーメンを~、生まれて初めて食べました~。お味はど~かと聞かれても~、そう簡単には言えません~」と、まるでどこぞの料理漫画のようなリアクションでオリジナルの歌を歌いだしながら絶賛するなど(【やなせさん太鼓判 カツオのお茶漬け風ラーメン】)、その味には多方面で太鼓判が押されていた。

同ラーメンは一部雑誌では「おバカな思いつき」と半ばからかうような表現を用いて紹介するところがあるものの、秋刀魚(さんま)のラーメン開発を企画した北海道の番組がお手本にするために来訪するなど、全国区への広がりを見せつつある。元々冬休みの課題にというのがコンテスト応募のきっかけだった「カツオのお茶漬け風ラーメン」も、もしかすると高知の名物として名をとどろかせるようになるかもしれない。

ちなみにこの「カツオのお茶漬け風ラーメン」、【レシピも公開されている】。美味しいカツオのたたきとすまきが手に入ったら作成にチャレンジしてみても良いだろう。

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