ガマニア、オンラインゲーム『ホーリービースト』上で世界自然保全基金への寄付支援。アイテム購入の収益を寄付

2006年09月08日 06:30

ゲームイメージオンラインゲームを複数運営している【ガマニア】は9月6日、現在ベータテスト中のネットワークロールプレイングゲーム【ホーリービースト】において、【世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)】への寄付システムを提供すると発表した(【発表ページ】)。ゲーム内で特定アイテムが購入されることで得られた収益をすべてWWFジャパンに寄付するという。

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『ホーリービースト』は8月からベータテストが行われている3Dポリゴン表示の多人数同時参加型ネットワークロールプレイングゲームで、多数の動物キャラクタが登場するほのぼのとした雰囲気がみもの。ゲームの内容・システムもプレイヤーの協力によるところが大きく、「世界の平和を取り戻すために戦う」というオーソドックスな、言い換えれば幅広い層を対象にしたゲーム。

寄付の方法は、ゲーム内の販売システムでプレイヤーが購入希望金額を自由に設定できる「ポイント指定購入」という仕組みを利用し、WWFジャパン支援専用アイテム(パンダの着ぐるみになるらしい)を購入する。すると、その売上全額がガマニアからWWFジャパンに寄付されることになる。なおこの寄付システムについては、課金方式の決定と共に正式サービス開始前後にガマニアから発表される予定。

ガマニアが提供しているネットワークゲームでは「基本プレイは無料」「アイテムを買ったり特定サービスを受けるにはGASHと呼ばれるポイントを購入して使用する」という、最近のネットワークゲームで流行のシステムを用いている。今回の寄付も恐らくこのGASHを消費することで行われるのだろう。

自然保護や環境保護などをテーマにしたゲームはいくつかあるが、ゲームの中で実際に(間接的ながらも)寄付行為を行わせる仕組みを提供したものは珍しい。ガマニアにはどれだけ寄付行為が行われたのか定期的な報告が必要になるが、このような行為には掛け目なしで高く評価したいものだ。


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