講習会は今回で3回目。店舗のスタッフが講師を務め、参加者にパソコンを買い換える際のデータの移行方法をレクチャーするというもの。もちろんパソコンの買い替えをうながす意味合いもある。

具体的な内容としては、外付けハードディスクやCD、DVDなどを使用した旧パソコンから新パソコンへのデータの移行、アウトルックエクスプレスなどを使用したメールデータの移行、さらには不要になったパソコンの処分方法も教授する。

参会者の半数以上が会社員で、8割以上が講習の内容に満足を覚える調査結果が出るなど、非常に意義深い講習として人気も高いようだ。エプソンダイレクト側では今後も不定期に講座開設を予定しているという。

マシンの買い替えをうながす方法として、新しいマシンについて色々説明するだけでなく、買い替えの際には必ず必要となり頭を悩ませる「データの移行」について講習を開き、顧客の不安感を払しょくする。ハードの購入意欲を高める方法としては極めて巧みであり、称賛できる方法といえるだろう。

また読者の方々ならご存知の通り、当方(不破)も今年の頭に使用マシンの買い替えを経験している。マシンを買い換えてもデータをそっくりそのまま移し変えるわけにはいかず、色々と難儀した記憶がまだ新しい。稚拙ではあるがその際に学んだ、あるいは調べた「データ移行のノウハウ」についてはコラム【マシン更新前後にやっておいた方が良いことの覚え書き】でまとめてあるので、そちらにも目を通していただければ幸いである。

(最終更新:2013/08/26)