自動車保険を選ぶときにもっとも重視するのは「運転年数によって割引になる」
2006年09月06日 12:30
検索エンジンgooで行われた【自動車保険を選ぶ時に重視するポイントランキング】ランキングが発表され、第一位には長期契約を前提とするもの、あるいは長期ドライバーな人に特典が付加されるという「運転年数によって割引になる」がついた。
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goo ランキング |
自動車保険を選ぶ時に重視するポイントランキング |
1 | 運転年数によって割引になる |
2 | ゴールド免許保持の割引がある |
3 | 家族限定割引がある |
4 | 安全装備(エアバッグ、ABSなど)が付いていると割引 |
5 | 無料ロードサービス(鍵の閉じこみ、エンストなど)がある |
6 | 1年間無事故の場合割引がある |
7 | 継続契約すると割引がある |
8 | 保険会社の経営基盤が安定している |
9 | 過失の割合に関わらず補償が充実 |
10 | 運転者年齢条件での割り引きがある |
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保険業界も規制緩和で外資が多く参入し、さまざまな特約もつけられ、契約者側も選択肢が増えてうれしさ倍増悩み度三倍増という感じだが、第二の保険こと損害保険の筆頭にあげられるのが自動車保険。「♪みっなおそうっみなおそう」で頭に浸透して離れない例のコアラのテレビCMをはじめ、自動車保険そのものがあちこちで目に付き身近に感じられるようになり、関心が高まっているのも事実だろう。
今回発表されたランキングで明らかになったのは、「運転年数によって割安になる・割り引かれる特典がある」ものや「ゴールド免許保持の割引がある」など、保険が適用され保険金が支払われる可能性が少ない人ほどお得感が増すサービスに人気が集まっているということだった(ちなみにゴールド免許とは、過去5年間に渡って無事故・無違反を続けた安全運転ドライバーに与えられるもの。普通の免許証と見た目が違い、更新年数も少し長めになっている)。
保険を必要としない、ということはないが、保険と保険を必要とする事象(すなわち事故)について常日頃から考え、問題提議をしている人が求めるサービスが、保険そのものの魅力の上位にあがるというのも不思議な気がする。
万一自動車事故に遭遇、あるいは自分が起こしてしまうと、相当額の損害賠償を請求される可能性がある。複数の人やモノを巻き込み、対人の場合には重大な被害を与える可能性があるからだ。自動車を運転する人は義務として自賠責保険に入らされるが、この保険で賠償をまかなえない場合も多く、自賠責保険以外の任意保険に入ることが半ば常識となっている。
今回のランキングには無かったが、損害補償無制限という自動車保険もある。もちろん保険料も高めだが、一考の余地はあるだろう。
また、保険料や保険金とは直接関係がない特約「無料ロードサービス(鍵の閉じこみ、エンストなど)がある」について、男性よりも女性の方が注目度が高いのも興味深い結果といえよう。
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