チュンソフト、DS版『風来のシレン』を12月14日発売と発表
2006年09月19日 07:00
【チュンソフト】は9月18日までに、ロールプレイングゲーム『風来のシレン』シリーズ最新作にあたる『不思議のダンジョン 風来のシレンDS』を携帯ゲーム機ニンテンドーDS向けに発売すると発表した(【公式ページ】)。
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『風来のシレン』はダンジョン探索・アイテム収集型のロールプレイングゲーム。パソコンゲーム黎明期の『ローグ』を起源とするシステムで、プレイヤーキャラクタを1歩動かすとその分時間が経過し、周囲の敵なども1歩時間分だけ動くというシステムを採用している。戦略性の高さとゆっくり考えた上で入力できる柔軟性から、多くの人の支持を集めている。また、ダンジョンに入るたびにその構造が変化するので「マップを覚えてしまったらもう遊んでもつまらない」ということがない。「1000回では遊び尽くせない奥深さ」のキャッチコピーもそれを明確に表現している。
今回DS用に発売される『風来のシレンDS』は、1995年に発売されたスーパーファミコン用『風来のシレン』の第一作目をリメイクしたもの。もっとも内容的には単なるリメイクにとどまらず、初心者向けにガイダンスを受けながらプレイができるチュートリアルモード「宿場への道」の導入をはじめ、新ダンジョン・新モンスター・新シナリオ・新しい道具などの要素を追加。通信機能Wi-Fiを用いた「風来救助隊」(全国の他プレイヤーからの救助依頼ができる)やタッチスクリーンによる入力など、DSならではの機能も追加されている。
もともと「簡単なルールで」「ちょっとした時間にすぐにプレイでき」「いつ中断・再開してもスムースにプレイに溶け込める」という『風来のシレン』シリーズは、持ち運びが容易でいつも手元においておける(DSを含む)携帯ゲーム機にはうってつけのもの。その観点からすれば今回の発売決定は「願ったりかなったり」というところだろう。
(最終更新:2013/09/16)
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