「キューブワールド」にライバル現る? 貯金で棒人間の「棒」生を観察、「人生銀行500」11月15日発売

2006年09月09日 12:00

「人生銀行500」イメージ【箱の中の不思議な棒人間、つながるともっと不思議? 「キューブワールド(Cube World)」バンダイから発売】【棒人間の素敵なおもちゃ「キューブワールド」に待望の新カラー登場、7月25日発売】でも紹介した、箱の中に住まう「棒人間」の生きざまが楽しめる『キューブワールド』は意外な人気があるようで、発売からしばらく経った今現在においても、しばしばマスコミで取り上げられ、そのたびに少なからぬ人たちの心をまたたびに心奪われた猫たちのように吸い寄せる。そんな「箱の中の棒人間ワールド」と貯金箱の要素を組み合わせたアイテムが【タカラトミー(7867)】から発売される。それが『人生銀行500』(参考:【フリーFPの日々徒然】)。

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「人生銀行500」イメージ「人生銀行500」は一片が12センチの立方体サイズの、大型液晶付四角型貯金箱。カレンダーと時計機能を内蔵している。貯金箱機能としては500円玉専用で、最大200枚まで入り、目標額を1万円から10万円まで500円単位で設定が可能。枚数がカウントされるので、今何枚・いくら入っているかも一目瞭然。

他の貯金箱と「人生銀行500」が違うのは、そして「キューブワールド」のライバル足りえるのは、立方体の側面上にある32×48ドットの液晶に映し出された「棒人間」の存在。貯金箱を設定した直後、彼は三畳一間の質素な生活を見せてくれる。そしてユーザーが500円硬貨を「人生銀行500」に入れて貯金をするたび、彼の人生が少しずつ豊かになり、さまざまな変化を見せ付けてくれるというのだ。

「人生銀行500」イメージ【公式サイト】によると、三畳一間の生活はまさに「はだか電球とひび割れた側壁」の質素というにもほどがある的なものだが、お金がたまって彼の生活が豊かになれば、シャンデリアなどを調度品とし室内ペットとしての愛犬を飼い、窓の外には高層ビルなどで飾られた素晴らしい夜景を視野に納める高級マンションに住む生活となるようだ。また、結婚や出世などのイベントも用意されている。

「キューブワールド」が物理的に他のものとくっつけたり揺らしたりなど衝撃を与えることで反応したのに対し、「人生銀行500」はお金を入れて貯金するという、目的を持った行動の付加価値として反応するもので、両者は微妙な違いがある。単に棒人間とのたわむれの時間を過ごすのもよいが、お金をためつつ彼の成長を共に楽しむのも一興だろう。


(最終更新:2013/09/16)

(C)2006 タカラトミー

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