モスフード(8153)、新タイプの匠味(たくみ)バーガーを10月6日から発売
2006年09月28日 07:00
ハンバーガーチェーン店を運営している【モスフード(8153)】は9月27日、高品質バーガー「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)」シリーズを刷新し新しい2品「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)」と「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)チーズ」を10月6日から発売すると発表した(【発表リリース、PDF】)。数量・時間制限はせず全時間帯での販売。ファストカジュアル業態の「緑モス」のみでの販売となる。値段はそれぞれ580円と640円。
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今回発売される新「匠味バーガー」はリリースによれば「パティ、ブレッド、オニオンスライス、マスタードのみの非常にシンプルな商品」として提供される。いわく、「ハンバーガー本来の魅力である肉の旨みに徹底的にこだわったもの」とのこと。
以前の「匠味バーガー」と比べるとレタスやトマトなどの野菜がざっくりとカットされており、見た目に寂しさを感じるがその分安くなっている。元々モス側では「匠味バーガー」において「肉(パティ)」にもっともこだわりをもっており、それを強調するためには+ブレッドという最小構成単位で提供したほうがよいのだろうという判断がなされたのかもしれない。
新しくなった「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)」と「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)チーズ」
事実リリースでは次のように言及されている。
高品質バーガー「匠味」シリーズは、2003年8月に、モスバーガーのハンバーガーづくりの集大成として発売しました。こだわりの食材と製造責任者による手間ひまかけた製造方法に加え、ハンバーガーチェーンには珍しい高価格と販売時間や数量の限定などが話題となり、人気商品となりました。その一方で「食べたい時間に食べられない」「時間がかかり過ぎる」「価格的に手が出しにくい」などのお客さまの声が寄せられるようになりました。
また「1日1店舗で10個まで」などの数量限定のため、夕方などに食べたいと思ってもすでに売り切れということもよくあり、残念さを感じた人も多いことだろう。
すでに現行の「匠味バーガー」シリーズの販売は9月15日で終了している。それらの価格(もっともシンプルな匠味で610円、チーズで670円)と比べると、トマトやレタスがない分多少安くなっている。なお100円追加で静岡県産の本わさびが付く。
「シンプルなスタイルにしたので、本来のパティとそれにマッチしたブレッドの醍醐味を思う存分味わってほしい」という意気込みがひしひしと感じられる新商品に違いない。色合いが茶系統と白のみで、かつての匠味バーガーのような緑や赤のパーツが無く、モスにしては少々シンプルに過ぎるところがあるのは、あえてシンプルさを強調するための演出だろうか。
幸い数量に制限はないので、かつてのように「友達と頼んでみようと思ったけど数の制限があるので人数分に足りない」という悲しい想いをすることは無い。トマトやレタス込みで味わいたい場合は自分で工夫をする、ということで、まずは本来の匠味バーガーの重量感・味のファンタジーワールドを楽しんでみよう、ということなのかもしれない。
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