【更新】江崎グリコ(2206)、ビジネスマンの勤務中における「ちょっと口休め」なおやつこと「男おやつ」が常識との調査結果

2006年09月11日 06:30

チョコなおやつイメージ【江崎グリコ(2206)】は9月8日、ストレス軽減や口休め、疲労回復などのために勤務中に「おやつ」を食べるビジネスマンが増加しつつあるという調査結果を、「男おやつ」の常識化という表現を用いて発表した([発表リリース])。勤務中におやつを食べる割合は9割にのぼるという。

スポンサードリンク

リリースによると勤務時間中の「おやつ」経験者は89.4%にのぼり、むしろ食べたことがない人の方が少数派に追いやられている。また、「よく食べている」が22.1%、「時々食べている」が32.3%と、少なからぬ人が日常化している様子もうかがえる。食べる頻度は「週2~3回」がもっとも多く36.5%、「毎日」がそれに続いて32.3%。年代別では若年層の方が浸透しているようにも見える。

勤務中のおやつ経験
勤務中のおやつ経験

なぜ「社内でおやつを食べるのか」その理由については「気分転換」がもっとも多く60.0%をしめた。ほぼ同数で「空腹がまぎれる・満たされる」59.7%、そして「疲れを取りたい」26.5%が続く。食欲充足という本来の食べ物の目的を果たすためにおやつを口にする以上に、おやつの役割に精神的な安定を求めていることが分かる。一方、年齢が高くなるほど「他人がくれるから」という理由が増えており、「自分で買うのは恥ずかしいけど他人がくれるから」と照れ隠し的な考えを持っているのも分かる。

勤務時間中の「男おやつ」でもっとも人気が高いのは「チョコレート」の62.2%。つづいて「せんべい」49.1%、「クッキー・ビスケット」の46.4%、「あめ」46.2%、「ガム」46.1%と続く。チョコレートは特に20代では突出しており7割近くにのぼり、一方で「せんべい」「和菓子」などの和菓子系は高年齢層ほど好まれる傾向が強い。

人気の高いおやつの種類
人気の高いおやつの種類

一方、「男おやつ」が求められる要因でもある「仕事中のストレス」に関する質問では、「いつも」が30.0%、「時々」が47.2%、「たまに」が20.7%と何らかの形でストレスを感じている人は97.9%とほとんどの人が該当することが分かった。このストレスの発散、心の安寧を求めるためにおやつが求められているのが分かる。

おやつの訴求性と好まれるおやつの種類の関係も調査結果では浮き彫りにつれている。「ストレスが軽減されると思うおやつ」の第一位には「チョコレート」がトップについている。以下「ガム」「アイスクリーム・氷菓」「あめ」「タブレット」と続いている。

一言でまとめると「ストレス解消にもなるし世間一般にも認められつつあるから、ストレス解消にちょっとチョコレートを食べてみましょうよ」ということになる。特に頭を使う仕事では頭の回転を維持するための糖分補給に、チョコレートやあめを食べる人も多い。残業などで居残りをさせられる場合、小腹がすいて注意散漫になるよりは、と空腹対策として食べる人もいるだろう。

口寂しさをまぎらわせるために、という理由では「男おやつ」はたばこと変わらないが、周囲への影響を考えるとおやつの方がはるかに良いのではないかと思われてくる。

もちろんおやつばかり食べたり、食事をまともに採らなくなってしまったのでは生活習慣病への道をひた走るだけなので注意が必要なのだが(笑)。


■関連記事:
【セブンイレブン(3382)のオリジナルお菓子「極上のひとくち」シリーズがモンドセレクションの最高金賞と金賞を受賞】
【仕事中にちょっと口休め、江崎グリコが「お菓子専用ボックス・冷凍冷蔵庫」レンタルサービス開始】

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ