ミクシィ(2121)、初日は315万円まで買い気配を吊り上げ初値がつかず

2006年09月15日 08:00

Mixiイメージ先に【話題のミクシィ(2121)、本日マザーズに上場】でも報じたように9月14日に上場した【ミクシィ(2121)】は買い注文が大幅に売り注文を上回り、公募売り出し価格155万円の2倍を上回る315万円まで買い気配値を上げても売買が成立せずに上場初日を終えた。

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14日の場が引けた時の売り買い状況は、買い注文が8626株なのに対し売り注文は3505株に過ぎず、差し引き5000株以上の買い超過状態だった。本日9月15日は14日の最終気配値の倍である630円が気配値上限となる。つまりそこまで株価が上がる可能性があるということ。

最近のIT系企業上場における、公募価格から大幅に値を上げて初値をつけたケースでは、7月5日の【サイバーステップ(3810)】における公募30万に対し初値95万というのがある。ミクシィの初値がどこまで伸びるかに注目が集まっている。

ミクシィ株には初値の伸びはもちろん、その後におきるであろう大株主による売り出し(ロックアップがかかっていない大株主の持ち株が多数存在する)もささやかれている。また、ミクシィに注目と資金が集中するあまり、他の新興銘柄が資金調達のために売りに出され、大きく値を下げているのも「ミクシィ現象」のひとつといえよう。

今日15日中に値がつくかどうかは五分五分といったところだが、「ミクシィ狂想曲」はむしろ初値がついたあと始まるといえるだろう。

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