今特集ではB.N.F.氏を筆頭に、「投資歴半年で400万円失って退場」「成功事例にこだわりすぎて自滅」「口座作りまくりでIPO長者」「優待取りまくりで7か月で64社分」など複数のパターンにおける事例とファイナンシャルプランナーの解説などが掲載され、その後に理論派トレーダーによる簡単チャート活用術が掲載されている。そして最後にファイナンシャルプランナー氏による「自分の取引履歴で勉強しよう」という指導コラムでまとめられている。

今号はかなり人気があったようで、発売日当日につい買い逃してしまったところ、行きつけの本屋やコンビニではすべて売り切れとなり、本日ようやく出勤ルートの途中駅の売店で手に入れた次第。

さて気になるB.N.F.氏についてだが、7月27日の取引で3つ保有している証券口座のうち、【SBIイー・トレード証券(8701)】の全取引履歴が掲載されている。すでにご存知の方も多いと思うが、B.N.F.の投資スタンスは基本的スイングトレード。1日で売買を完結するデイトレや中長期は苦手とのこと。この日の前日はノーポジ(全資産を現金所有)だったそうで、買いまくりの履歴となっているが、その取引履歴を見るとほとんどの銘柄を買い越ししている。同日中に買い・売りをしたのは[ヤフー(4689)]と【サイバーエージェント(4751)】のみ。

掲載記事のうちB.N.F.氏の部分。詳細は自分で買うか、無ければ図書館で借りて確かめよう

履歴には桁違いの評価額がずらりと並ぶ。一番大きな評価額の[三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)]は156万円で1500株を購入し、掲載されている評価額は約23億4000万円。いわく「三菱UFJなら1枚の売り板に100億円くらいあるから、そんなに驚く金額じゃない。勝負っわけじゃなく、普通の売買です」とのこと。その一方で、新興銘柄では数百万円という売買もするとコメント。

昨年の所得は109億4521万8175円だとか、イートレード証券の口座には現金と株式合わせて41億8889万程入っているだとか、いずれもケタ違いのお話ばかりがつづいている。

ただ、前々からメディアに登場するたびにもらしていることではあるが、記事の締めで

と寂しそうにコメントしているのが気になった。

B.N.F.氏が次にメディアに登場する際には、氏の資産はいったいいくらになっているのだろう。ともあれ、多くの個人投資家の憧れであり目標でもあるB.N.F.氏の健闘を祈ろう。

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