株式売買を繰り返して将棋・囲碁名人と対局しよう、大和証券が新サービス開始へ

2006年08月28日 06:00

【asahi.com】によると、[大和証券グループ(8601)]では9月からポイントの交換サービスで、将棋や囲碁の名人と対局できる商品を導入する。株式や債券、投資信託を売買してポイントをためることで、将棋の森内俊之名人や囲碁の高尾紳路本因坊と対局できるという。

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大和証券では元々金融商品を売買することで得られるポイントで、高級自動車や時計、さらには人間ドックやMRI検査、ハウスクリーニングなど、多種多彩な商品・サービス計200種類あまりを体感・入手が可能。中でも医療や生活関連のサービスに人気が集まっているという。

今回紹介されたのは、森内名人や高尾本因坊などプロの棋士との対局で、これには1万ポイントが必要になる。また3000ポイントで他のプロ棋士との対局も可能。一年中対局できるわけではなく、東京と大阪で10月から来年3月までの間に対局予定日を計4回設定し、そこで対局が行われる。

ポイント制の導入とそのポイント消費でさまざまなサービスや商品が手に入るようにするのは、お客の囲い込みと新規顧客の誘引方法としてはよく使われる手。とはいえ、プロの棋士との対局を提供するのは極めて珍しく、少なくとも当方(不破)は聞いたことが無い。

将棋や囲碁に興味ある人にとって今回のサービスは、例えば「王監督や長島監督とキャッチボールをする権利」や「みのもんたから直接生で相談を受ける権利」、「氷川きよしとデュエットする権利」のようなもので、飛びきり光り輝いた内容であるに違いない。どちらかというと富裕層が多いであろう高年齢層にウケが良いと思われる、将棋や囲碁のプロを持ってくるあたり、大和証券側の選択の巧みさが光っているといえるだろう。

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