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興味のある「食べるダイエット法」ランキング

1	寒天ダイエット
2	プチ断食
3	お酢／黒酢ダイエット
4	りんごダイエット
5	にがりダイエット
6	炭水化物抜きダイエット
7	ダイエット食品を使ったダイエット
8	低インシュリンダイエット
9	ヨーグルトダイエット
10	発芽玄米ダイエット

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メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の観念が急速に広まるなど、ダイエットに対する関心度がますます高まる昨今、もっとも身近なダイエットはズバリ「食生活を改善する」こと。身体への栄養分は基本的に食事でのみ補われるからだ。運動やその他の健康管理などとの兼ね合わせも重要だが、「入る部分を調整すればどうにかなるかも」という考えは誰もが持つもの。

とはいえ、ダイエットをしたいと思う人、あるいは必要に迫られている人のほとんどが、食生活を人生における「極めて重要な要素」と位置づけている、いわば「食いしん坊万歳」「大食漢」であることも否定できまい。となれば、「いかに自分の食欲を満足させつつダイエットを成功させるべきか」という考えが頭に思い浮かび、結果として「美味しく楽しく食べてダイエットできる食品は無いか」と、まるで江戸時代の埋蔵金を捜し求めて次々と全国各地で穴を掘り続ける探検家のような気分を味わうことになる。

そんな「ダイエット探検家」のお目にかなったかどうかは不明だが第一位の座を獲得したのは「寒天ダイエット」。【北海道産業を後押し、カネジン食品が北海道産食材を用いてカロリー半減のラーメン作成】や【[食事]寒天】でも紹介したが、ところてんから水分を取り除いて出来た「寒天」を用いてダイエットをしようというもの。昨年複数の「生活の知恵」的情報番組で取り上げられ、一大ブームとなったのは記憶に新しい。あのときは店先からは軒並み粉寒天が消え、寒天の有名ブランド【かんてんぱぱのネット通販ページ】はアクセス過多で通信販売を一時取りやめねばならなくなったほどだった。

「寒天」は単純に固めて食べるだけでなく、ご飯を炊く際に混ぜたり、他の料理に加えることで「寒天を意識せずに摂取できる」のが高ポイント。寒天には「さまざまな食品に混ぜて使うことで満腹感を促進させつつ栄養価を気にせず摂取できる」「寒天自身の性質から余計な栄養分を胃腸から取り除いてくれる」「食物繊維が豊富に含まれていることによって便秘に効果的」など、さまざまな効用があることから、単にダイエットにプラスとなるだけでなく、健康にも良いのが素晴らしいところ。

第二位の「プチ断食ダイエット」は三日間ほどかけて食事制限をする方法。空腹によるストレスを回避できるよう、リラックスできる環境で行うのが良いらしい。お坊さんなどの修行でも断食があるが、うまく自分の体と心をコントロールすることによって、一日ほど断食を続けたあたりから「空腹感」そのものを忘れてしまうようである。もちろん無茶をすると身体に良くないので、くれぐれもご注意を。

第三位は「お酢/黒酢ダイエット」。第五位の「にがりダイエット」などと同様に、日常の食事にその食品を加えるだけで無理なく手軽にできるというもの。また、第四位の「りんごダイエット」や第六位の「炭水化物抜きダイエット」は、それぞれ食事をりんごに置き換える・炭水化物モノの摂取を避けるという、食生活の大きな変更を余儀なくされる、結構ハードな内容。

上位の食べるダイエット法をまとめると、

というのが「食べるダイエット法」としては良いように見えるが、これを実践したら単なるお莫迦どころか身体を壊してしまうのは間違いないだろう(笑)。決して実践しないように。

食生活の面での工夫によるダイエットは効果も大きいが、その分かたよりが過ぎると体に問題を起こしたりリバウンドもしやすいもの。また、何度と無く報じているように人はそれぞれ「肥満遺伝子」による各栄養素の吸収効率に差があるため、食べるダイエット方法の効用は、千差万別であることが多い。まずは【指の爪(つめ)で簡単に肥満遺伝子を判定できる技術開発、郵送検診キットとして発売】や【[その他]肥満遺伝子検査をしよう】にもあるように、自分の肥満遺伝子の検査をして、自分の身体の各栄養素との相性を確認した上で、無理なく無駄なく健康的な「食べるダイエット法」を選んで実践していくのが賢い方法といえるだろう。