日本郵政公社、自作の「写真入り切手」の受付を来月から開始
2006年08月17日 06:30
【日本郵政公社】では8月11日、郵政事業における収益改善策の一環とし、個人や企業の注文に応じてオリジナルの写真画像を切手の本体に刷り込む「写真入り切手」の作成サービスを始めることが明らかになった(【参照記事:夕刊フジ】)。9月から注文受付を開始する。
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すでに日本郵政公社では2003年から、料金表示のある切手本体と写真部分をミシン目でつなぎ合わせた形の「写真付き切手」を発売しているが、これは通常の切手の2枚分に相当する。これに対して今回発表された新サービスでは、切手本体に写真画像を直接組み込んで、普通の切手と同じサイズにする。利用者が指定した画像を刷り込むことでオリジナリティあふれた切手が登場することになる。
なお作成手数料は80円切手10枚組(1シート)あたり400円と、これまでの写真付き切手の倍とする予定。
既存の【写真付き切手の利用規定】を読んでみると、デザインとして用いる絵柄にはさまざまな制限があり、例えば「好きなアニメの主人公を切手にする」とか「憧れのアイドルのグラビアをデザインに使う」ということは出来ない。また、候補者の写真を使って選挙活動に用いるということも「思想・信条・信仰の押し付け、強要等の行為のために写真を利用すること」に該当するので難しそうだ。
とはいえ、例えば会社のロゴを使ったり、絵心のある人に絵を描いてもらったり、あるいはオリジナルのキャラクタをデザインしてもらうなど、アイディア次第で色々な活用方法が考えられそう。申し込み単位も(前例に従えば)少数単位からできるようなので、発想力さえあれば多種多彩な使い方ができるだろう。
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