キレンジャーカレー試食レポート

2006年08月15日 14:51

キレンジャーカレーイメージGarbage Shot」第三十六回。今回は以前【永谷園、戦隊モノの元祖「ゴレンジャー」のキレンジャーが大好きなポークカレーを7月10日から限定発売】で紹介した、『キレンジャーカレー』。今回紆余曲折の末、ようやくゲットしてレポートできることに相成った。

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「キレンジャーカレー」、正確には『キレンジャーカレー中辛』は、スーパー戦隊シリーズ30作を記念し、第一作目の「秘密戦隊ゴレンジャー」に登場する食いしん坊万歳キャラ「キレンジャー」を起用したレトルトカレー。【永谷園(2899)】から7月10日に数量限定アイテムとして発売された。

「秘密戦隊ゴレンジャー」は1975年4月から放送を開始した「スーパー戦隊シリーズ」の第一作目の作品。カラフルな原色スーツを身にまとい、勧善懲悪で分かりやすいストーリーや派手なアクションが当時としては極めて斬新に映り、「特撮モノ」「戦隊モノ」のはしりとなった。また、「赤青緑ピンク黄」という戦隊モノのベースカラーが決まったのもこの作品による(現在では黒などが入る場合もある)。

「発売した実際に買ってレポートしよう」と意気込み、発売直後から自宅近所や仕事場周辺の店を探したが、一向に見つからない。やはり数量限定からなのだろうか、それにしてもコンビニや雑貨屋を含めて30件をゆうに超す店を探しても見つからないのはどうしたものだろう。『楽天市場ではすでに発売中との表示』があり、延期されたとも思えない。

ようやく仕事場から少々離れたダイエー系列店で発見……したのはいいのだが、残りがわずかに1つ。しかも半額セール中ということでパッケージのどまんなかに「半額 117円」のシールが貼ってあってはがせない。でもここで買い逃したら二度と買えないかもしれない。写真の見栄えが悪いことを承知の上、購入。

キレンジャーカレーパッケージ
キレンジャーカレーパッケージ

紹介記事にもあったようにパッケージはデザインはそれなりに今風だが紙の材質は非光沢の昔風のもの。パッと見で「てかてか」していないのでかえって目立つかもしれない。中を開けると銀色のカレーのパッケージ、それに噂の「おまけメンコ」が入っていた。

ご飯に盛り付けたキレンジャーカレー
ご飯に盛り付けたキレンジャーカレー

早速温めてご飯に盛り付けて試食。具はよそった直後、見た目は小さめに見える。ルーはどちらかというと柔らかめ。とろみというよりはスープカレーと普通のカレーの中間くらいの位置。味付けは「中辛」とあるが、むしろ甘めでまろやかな舌触りがよい。アレルギーのことも考えた子ども向けとしての「中辛」ということなのだろう。

食べ進めていくうちに、かつてよく食べたようなちょっと懐かしい味わいも思い起こされた。今流行のこってりとした凝ったつくりのカレーではない、「カレー」を主張したごく普通のレトルトカレーさがかえって印象深いといえる。ジャガイモは立方体で一片は1センチくらい。食べ進めてみると実は意外に具が多かったことが分かる。

エネルギーは182Kcal、たんぱく質は5.2gといずれもやや少なめだが、なにぶんにもレトルト系食品の宿命からか塩分が多い。ナトリウムは1.1g、これは塩分にして2.8gに相当する。塩分制限のある人は積極的に食べるのはひかえるべきだし、二度くらいに分けて口にした方が良い。

オマケのメンコ
オマケのメンコ

さてメインの、もといオマケの「なぞなぞメンコ」。10種類のうち任意の一枚が入っているとのことだったが、自分が手に入れたのは青レンジャーとキレンジャーが乗っているサイドカーの写真だった。そしてなぞなぞは「クジラよりも大きくてメダカよりも小さい生きものなーんだ?」というもの。答えを見てそのセンスに腰が抜けてしまったことはいうまでもない。


(最終更新:2013/09/02)

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